切なる願い
今日から、全国的に(違)8月。
うだるような暑さの日本を尻目に、冷たい雨、嵐続きのNZに、我がママ・・・いや、我が母がやってきて、早2ヶ月。
私と母との久し振りの同居生活は、当初かなりギクシャクするか、と思ったものの、それなりに懐かしく、面白く、親子喧嘩なども派手に(!)繰り広げながら、当然のように日本語の生活。
さすがに母は、カタカナがチラホラ出ては来るものの、さぱーり英語はできず。当然、旦那相手にも容赦なく日本語。それも、普段どおり。(笑)
かたや旦那はってーと・・・皆様、覚えておいでだろうか?
以前、私の初級日本語クラスで、毎回毎回さんざっぱら同じレッスンを繰り広げた我が旦那。(←教室内でのアホさ加減は、『日本語教室にて』カテ参照)
何故に、あれだけ勉強して母の英語と同じレベルなのか?いくらなんでも会話文くらいは覚えてるだろう・・・と思いきや、見るも無残、語るも涙の物語。┐('~`;)┌
それでも笑い声すら上がるので、通じてるかと思いきや、時には2人、野球のブロックサイン並みの身振り手振りだったりするから大笑い。(* ̄m ̄)
お金の単位ならともかく、数字や時間くらいは通じてるだろう・・・と思いきや、私が読み上げた電話番号すらメモ取れず、ってのはいかがなものか?(←母がかけなきゃいけない電話・・・番号が間違ってるため、当然電話は通じず、というオチ付き)
ここまで来ると、センスが無い以外のナニモノでもない、と思われます。(本音)
ところで。
私が思うに(偉そうに)、他の言語、特に会話や発音の習得には、音楽的センスや耳の良さってのは欠かせないんじゃないか、と思う今日この頃。
他の言語に関してはよく知らないけれど、こと日本語の発音は、音の高低のコンビネーションで成り立ってるので、今まで会った中でもやはり、何度か聴いた音楽はすぐ口ずさめる、なんていうヒトは、言語に関しても高い音、低い音を即座に聞き分けるし、当然発音もスムーズだったりする。
それは英語をはじめとした他の言語でもしかり、だと思う。
・・・え?なぜ突然そんな話をしてるのか、って?
え~っとぉ、以前に書いたかもしれないけれど、我が旦那は、SATOが知る限り、最大級のクソ音痴。音感がずれてるヒト、リズムが取れないヒト、ってのは時々いるけれど、その2つともを思う存分持ち合わせて余りあるほど。(* ̄m ̄)
ちなみにSATO、音楽的教養はないけど、耳の良さには結構定評あり。<( ̄^ ̄)>
・・・地獄耳、ってこととは違いますのよっ。(笑)
「しかしどうしてアンタ、そんなにリズム取れないかね?」
と、素朴な質問を投げかけてみたことがあるけれど、返ってきた答えは、
「オレにリズム感があったら、空手じゃなくて他の格闘技やってるよ。でも、空手だったら、自分のリズムで出来るし、ほら、相手にオレのテンポが読まれないでしょ?」
・・・ごもっともなような、何か違うような。
旦那の出身南アフリカ。
彼曰く、音楽の授業が無かった、というのは幸なのか不幸なのか。
いまや、♪ハッピーバースデー♪を歌うことすら、家族に禁じられてる(笑)旦那のトラウマは、
「子供の頃にさ、兄貴と一緒に近所の合唱団に入ってたんだ。オレはオレなりに一生懸命歌ってたんだけど、ある日指揮者がパタッ!て指揮の手を止めてたんだよね。で、気付かなくってさ・・・。『やっぱりお前か、はずれてるのは!!』って、その場で指摘されて・・・。『お前はもう歌わなくていいから、これ担当。』って、渡されたんだ・・・トライアングルを。」
・・・チーン、かよ。┐('~`;)┌
我が子を腕に抱きながら、ゆらゆらのはずが、ギクシャクギクシャクとロボコップよりも数段ぎこちなく、ポンポンと背中を叩いて寝かしたりあやしたりする姿でさえも、何だか三三七拍子(←余計に起きる、っつーの)よりもっと不規則で、寝るに寝られない気の毒なアカゴを見ていると、
『旦那の音楽的センスだけは遺伝してませんように・・・!!』
と、切に願って止まないSATOなのでありました。(笑、でも切実)
そんな我が家のアホ旦那、明日2日が誕生日・・・。 ←てな訳で、8月もブログランキング参加中。お祝いクリックはこちらから。
あ・・・昨日買い物に行ったのに、すかーりプレゼント忘れてたよ(マジ)。赤子におリボンつけて、『ほ~ら、こんなステキなプレゼントっ!』って、明日1日子守させるとするか。で、私は母とお出かけに・・・。(鬼)
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