2008年10月27日 (月)

季節感ゼロ。

NZは祝日。レイバーデー。3連休の最後の日。
やったー、明日から旦那がガッコに行くぞ。(v^ー゜)ヤッタネ!!

さて、この週末を境に、夏の兆しとヒトは言うのだけど・・・季節的に日本で言えば、プチゴールデンウィークにあたるのか?(プチ、て!)

寝てるアカゴを旦那に預け、午後からちと買い物に出かけたSATO。

今朝方、最低気温が8度だったらしいオークランド。
ヒンヤリした室内からじゃ、日差しは暖かそうだけど、風もあるし・・・と、さぱーり気温が読めない。そこで長袖にデニム、更にニットのジャケットを羽織って出かけたら、待ち行く人々はビーサンに素足、てか生足、そして半袖、ショーツにキャミソール・・・。

ここはどこ?ワタシは誰?
ワタシは違う星に来てしまったのか?(笑)
それとも、ワタシが違う星のニンゲンなのか?

中には、半袖+ショーツにビーサンのおとっつぁんが、半袖+ミニスカートに素足の幼児を抱っこして、ほのぼの買い物して・・・たけど、こら!ムスメ鼻垂らしてるぞ、オヤジ?

・・・と、これは我が家の数ヵ月後を予知してるのか? ( ̄○ ̄;)!

予感的中??スーパーでレジ待ち中に携帯に着信。

「どーしよっ?昼寝してくれない!」 \(;゚∇゚)/

へぇ、あんな偉そうなこと、どの口が叩いたっけか?あん?!щ(゚Д゚щ)

・・・知るか。そら見たことか。ψ(`∇´)ψ 
(鬼嫁)

と放置しておきたいところだけど、被害に遭ってるアカゴが不憫なので、しょーがないから買い物済ませて帰宅。(←急げよ、自分)

・・・ん?誰もいない。

どうやら泣く子を持て余した旦那、ベビーカーでお得意の散歩に出たようだけど、戻ったアカゴはリンゴみたいな真っ赤なほっぺ。

すわっ?風邪か?
と思えば、どうやら、自分は半袖Tシャツ姿なのに、ムスメはフリースブランケットで簀巻きにされてた模様。
そりゃいくらヒンヤリした部屋でも、簀巻きじゃ暑くて昼寝もできんだろよっ。

ったく、ドイツもコイツも体温高い系ばkばっか・・・気づけよ。┐( ̄ヘ ̄)┌


♪抱っこしておんぶして、また明日~♪ 
旦那に目にモノ見せてやりました無事巨大児は、夕方からお風呂に入り、ミルクも飲んで、眠りについてくれたところ。たっぷり寝てくれよ、頼むぜ。

そして、朝には更に大きくなっていることでしょう。(笑)


が!!やっぱり旦那の3連休でストレス溜まりまくったSATO。

久し振りに、ストレス解消に泡だて器でもぶん回してみたいっっ!
ほげぇ~・・・と無心で、オーブンを眺めていたい。

といつもの発作(笑)も出たことですし、アカゴも無事寝てくれたし、とこんな物作ってみました。


じゃん。

Dsc00050 …よれっ

一応、アップルカスタードパイのつもり。
ま、カスタードとアップルが合うかどうかは、疑問ではあったけど。(笑) ←いつも同じ皿、て誰か言ったでしょ?言ったでしょ?(2回言った)他の出すのが面倒なのだ、無い訳じゃないのだよ。(汗)

期待したヒト、すみません。m(_ _)m 
こんなもん、来る夏祝い(?)でもハロウィンでも、サンクスギビング向けでもありません。てか、サンクスギビングなんてNZにゃありゃしないし。だってこれから種蒔きだし。(笑)

ええ、時期はずれの青りんごと、市販のクソまずい折パイ生地が余ってただけです。大体、すっぱいリンゴは苦手なくせに、青リンゴ2キロ!なんて買っちゃう私がいけないんです・・・。(ばか)だからこれは、青りんご消費メニュー。5個も生のまま使っちゃったもんね。要は、薄切りりんご並べて、卵と砂糖、生クリームとぎうにうをパイ皿に入れて焼いただけ。
おまけに簡単すぎて、無理やり泡だて器ぶん回すのも30秒ぽっち。


ま、テキトーで初めてにしちゃ、青りんごの風味が残るまあまあの一品だったのですが、如何せん一切れで充分・・・カスタードだし、てか、カスタードじゃない普通のでも、アップルパイって、そんなに好きじゃなかった、って話。(おい)

だって他のケーキより地味なんだもーん。

・・・と、今日は季節感どころか落ちもゼロ、って話でした。

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「へぇ~、アップルパイってこんな味なんだぁ~。」と、旦那がムシャムシャ。←否。こんな味じゃありません。奥さん。アホ旦那が全部食べちゃう前に、申込みはこちらから。(←ウソよ、笑)
めりけん産?のアップルパイ。南ア出身の旦那は食べたことナス。NZで私は見たことナス。

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2008年10月16日 (木)

おふくろの味

NZ生活、ほぼ丸6年。

多国籍国家NZ最大の多国籍都市オークランドには、多国籍(くどい)な食材・レストランがてんこもり。最初の頃は、CBD勤務だったこともあり、ランチや仕事帰りにと興味本位であれこれあちこち食べ歩いたものの、とーの昔に飽きちゃった。おまけにいまでは仕事も地元な上に、子育てを理由に、ヒッキー生活の極地・・・あいらぶ我が家。
特に今年の冬は、思いもよらず母が3ヶ月ほど産前産後の手伝いに来てくれてたため、久し振りに、母作の和食の回数が倍増。産後、超ぐったりしてた私としては、和食バンザイ!と嬉しい限り。・・・ま、買い置きの和食材(緑茶含む)を全部食い尽くして空っぽ・・・(涙)ってのは、出無精生活3ヶ月!(笑)の副産物。

かたや、いくら和食好き(納豆除く)とは言え、さすがに肉食遺伝子(笑)の旦那。時に身体が野生の血を呼び覚ます(?)らしく、時に骨付き肉やソーセージを1パック!ひとりでむさぼり喰ってたけど・・・アンタはギャートルズか?(ナウなヤング向け)



そう、やっぱり私、疲れた時に恋しくなるのは、魚と、醤油味とだし、そしてご飯。
高級日本食でも、いわゆる和食でもなく、普通の『おかず』。

 正にこう言うの。(←この本愛用中)

タケノコの土佐煮とか、大根の炊いたのとかカボチャの含め煮とか、魚の煮付けとか塩焼きとかがんもどきとか、漬物でさらさらお茶漬けとか・・・考えただけで垂涎モノ。

でもNZじゃ真ッ黄色のタクアン以外、漬物には滅多に出会えない。(涙)

てな訳で昨今、NZ生活で何度目かの糠床(今回は継続中)と連日格闘中。

証拠はこちら。

Dsc00398 ←ナスとセロリが潜伏中。

NZのスーパーで、一般的に買える野菜(一部の写真はこちら)は、何だか糠漬けにはそぐわない。で、アジア人経営の八百屋に、見慣れた野菜を求めて出向く日々。あ、もちろん旦那に子守をさせてね。(鬼)

定番のニンジン、ダイコン、ナスなどの漬物に加え、最近のヒットはセロリ、オクラ、アスパラガス。しょうがやキャベツ、ズッキーニも漬けたらどうなるんだろ・・・と模索中。

ただし、問題がひとつ。
糠漬ってのは、毎日毎日手を入れ、野菜を入れ、世話を焼かねばならないらしいが、時に旦那が作るメニューにはどう考えても無理があるのよ。で、最近漬物が余ってる次第。
誰か、取りに来る?(笑)

この冬、我が家でブームだったのは、水菜の浅漬けと、春菊のおひたし。

こちらの中国系スーパーでは、水菜は『雪菜』、春菊は『塘嵩』(←漢字うろ覚え)という名で売られてました、読めないけど。かなり野性的な枝ぶりだけど。(笑)

アジアンマーケットで、なんだか見たことない野菜も、結構食べてみれば覚えのある味だったり・・・。そんな発見も、喰いたい精神による数多くのチャレンジと失敗の産物。時に、八百屋で葉っぱむしって齧ってみてる日本人を見かけたら・・・それは私かもしれません。(笑)

母が作る水菜の浅漬けは、お茶漬けが進む、子供の頃からのお気に入り。
「最近、日本でも面倒くさいからもう漬けてないのに・・・。」
と、NZ生活鉄則、無ければ作る!食べたきゃ作る!を実践の母。
「まさかNZで、水菜の漬物食べることになるとはね~・・・。」
と言いながらも、連日親子でお茶漬けをむさぼり食う。(笑)

で、こりゃ覚えておかねば!と、聞いてはみたものの、聞いた相手はSATO母。
「塩加減?んなもんテキトー。成せば成る。」 <( ̄^ ̄)>
・・・ええ、大体は予想してた返事でしたが。


そんな母のこだわりは、てーと、さすが昔ニンゲン。
「旬の素材で、やっぱり葉っぱも若いうちが美味しい。トウが立って、つぼみなんかが出てくると、味は落ちてくるからね~・・・。」

NZでは、スーパーも八百屋も、山盛りに積まれてる中から、自分で好きなのを選んで量り売り。キロで買おうが1個だけ買おうが、誰も全然お構いなし。そんな八百屋でも母は、
「これはトウが立ってるからダメ。こっちの方がいい。」
「この茎はやめた方がいい。トウが立ってるのは、煮ても焼いても旨くない。」
と、超うるさい手厳しい指導。そー言えば、物心ついた頃には、こんな風に野菜を直に選べる八百屋よりは、スーパーのパック売りが主流になってたもんね。

こないだ、前述の『日本のおかず』の著者、故土井勝氏のご子息、土井善晴氏が、NHKの番組に出てた時、
「子供の頃の食卓は、一番食べ物に拘るのが祖母。彼女は『この水菜は、あと3回くらい霜が降りたら、もっと美味しくなる。』などと、旬にはうるさいヒトでした。おかげで僕も・・・」
なんて話をしてたっけ。

アタシもこないだ、もっと母の言うこと、聞いとけばよかったかな…。

・・・だって『トウが立ってる』って何度も言われると、なんか他人事だと思えなくて・・・(笑)。ムキになってその野菜の味方をしてあげたくなるのはなぜかしら?

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そして今。冷蔵庫には、やっぱりウッカリ味方をしてしまった(笑)、トウが立ち過ぎて花まで咲きかけたシーズン最後の水菜の浅漬け、SATO作がひっそりと佇んでます・・・。Dsc00402 少量のためビニール袋で。
これでも一応(笑)水菜。浅漬けでおかかと共に暖かいご飯。水菜のほろ苦さが…くぅ。て、これ、苦すぎじゃね?(笑)…え~、味はともかく(え?)、水菜の花は黄色だった、と日記には書いておこう。
結論・・・亀の甲よりなんとやら。(笑)

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2008年10月15日 (水)

旬の味

昼間、重たいガk・・・わが子連れてスーパーに行ったのよ、奥さん。
とりあえず、いつも行く近所のスーパーではなく、出かけた通り道にあった、この辺りじゃ大型店舗。ええ、大型店舗ですとも。

そしたらね・・・驚くべき事件がっ!!


いろいろあって、今は粉ミルク育児となった我が家。
いつも買う、某NZ産の粉ミルク(乳児用)が売り切れ!!
大型店舗の癖に!大型チェーン店の癖に!!(八つ当たり)

他のメーカー、AUS産だの何だの、てのは山ほどあるの。でもNZ産がない。

・・・はっ?

・・・まさか、あれのせい?

粉ミルクを買う中国人船員たち 2008年10月9日付

上記ニュースによれば、NZ在住の中国人が母国に送るケースもあるそう。
それを商売にするヒトも絶対いるんだろうな・・・。

やっぱ人口13億数千万の粉ミルクは、人口420万の国では賄えないよな・・・などと単純すぎる単純計算(←母乳派はどーした?)してるバヤイではなかったわね。

事件は現場で起きてたんだわ、粉ミルクが切れそうのは我が家なのよ。
いくら縦横ともに大きめとはいえ、隣りのインド人の奥さんに、
「その大きさで3ヶ月半?!なに食わせたらそうなるのよ!?」!!(゚ロ゚屮)屮
と言わしめた我が家の巨大児。
・・・普通の粉ミルクだけなのに。ましてや缶に書いてある規定量飲みきれないのに、そんな言われようって・・・。(/□≦、)

さすが半分は日本製、省エネモードで燃費はいいらしい。(違)

しかしどうしよう?いつになったら店頭に商品戻るんやろか?
それまで他のメーカーのヤツを飲ませたら、コイツ飲むやろか?
いっそのこと、でかいこと(関係ない)だし、離乳食始めちゃうか?(dame)

しょうがない、ヤギでも飼うか。(おい)

※夕方、旦那が帰ってきてから、ミルクを尋ねて三千里・・・ゲットしました。


 しかし、食の安全ってのはアレですな。あってないようなものですね、最近は。

今日も農薬混入のニュースが流れてましたが、一体何を信じていいのやら・・・。しかも、輸入、と分かっている物だけではなく、ごく普通の顔をして日本国内を流通している物までも信用できない時代・・・。

健康オタクの友人Sちゃんからのメール。

「アナタの好きなおせんべいもえびせんべいも、きょうびはどこの米使ってるか分からないから、最近は怖くて買うの止めたわ。じゃまたねぇ。」

と、救援物資到着無期延期(?)のお知らせが・・・(´;ω;`)ウウ・・・。

手焼きせんべいは修行してないから作れないのにっ・・・。orz (え?)


日本で一人暮らしをしてた時の最低限の拘りは、『出来合いのお惣菜は最低限買わないでおこう。』 たまに仕事のランチで食べる程度。夕飯には持ち込まず、な生活でした。母が出来合いのお惣菜は買わず、家で作る派だったので、その影響もありましょう。
・・・ま、ビンボーな一人暮らしだった、てが最大理由。(苦笑)

で、食材を買って自宅で手作りしたところで、その食材自体が信用ならなければ、何をどうすればいいのやら?ってことになっちゃうわけですよね、今は。

フー ( ̄‥ ̄) = =3

考えただけでも気が滅入ってきた。

Sちゃん、お煎餅送ってくれないなんて・・・。(そこかよ?)



が!そんなところに届いた食欲の秋!実りの秋!の救援物資。

(海外在住の)各々方、控えおろー!!

Dsc00396 頭が高い!( ^^)/ m(..m) m(..m)

本場魚沼産有機栽培コシヒカリ、平成20年産新米っ!!

包子さん、ご当地からわざわざありがとう~!
いざと言う時まで、大事にとっておきます。(意味ナス)



 三重県産、愛知県育ちのSATO。好きではなかった愛知県暮らしだけど、この頃恋しくなるのは、通学・通勤の道すがらいつも目にした黄金色の田んぼ。刈穂とキンモクセイの匂いは、私の中の秋の匂い。←どちらもNZじゃ一生味わえない匂いだけど・・・。

やっぱりおコメの国のヒトなのね・・・とつくづく。

秋の味覚と言えば、栗、芋、柿、おコメ、サンマ、きのこ、それからそれから・・・秋味のビール(え?)。異常気象とは言え、四季がそれなりにキッチリ移り変わる日本では、それぞれの旬は、視覚が、嗅覚が、味覚が覚えてる。

でも日本も便利になった分、最近は昔ほど『旬』には拘らなくなったのかも・・・。


で、こちらNZでの生活。
ころころとよく変わる天気。『一日のうちに四季がある。』とは言われるものの、年間では四季はあるようなないような、でもなんとなくあるような・・・(どっちやねん?)
その上、以前にも書いたように、日本の秋の味覚てのは英語にはなりにくい、と季節を感じることは減ってきた最近。。おまけに農業国とは言え所詮横浜市並みの人口しかいない小規模国。輸入物資も多いNZじゃ、スーパーに並ぶ野菜・果物じゃ全然『旬』ってモノが図れない。

あたしゃキウィフルーツの旬を聞かれても自信ナス。<( ̄^ ̄)> (無知)


あ・・・でも、NZのスーパーで10月にしか見かけないモン、あった。

じゃん。

Timtampink TimTam Pink Wish♡

オーストラリア土産で有名なTimTamの、ピンクバージョンはイチゴ味。

10月の、乳がん撲滅ピンクリボンキャンペーン時だけのお品。
買うと10セントがキャンペーンに寄付される、というシロモノ。

旬じゃね?ほれ、これってめちゃくちゃ旬じゃね?(違)


・・・ん?アタシ、NZの旬を探してたんだっけ。

『オーストラリア土産で有名』なんて言った?気のせいでしょ。(笑)


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明日も食べ物の話題を予定・・・ただしアカゴがぐっすり寝ればそのうちに・・・ってことで。
ちなみに今日は、『疲れさせたらよく寝るな』と、用事もあって市中引き回し(笑)にしたら、疲れすぎたのか逆上せたのか、ちっとも寝てくれなくてヘトヘトSATO・・・。ヘタな考えなんとやら。明日は家で大人しくしてますです・・・。┐('~`;)┌

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2008年10月10日 (金)

慌てるSATOはなんとやら・・・

世の中、昔っから出無精に勝るものなし

と誰かが言ったとか言わないとか・・・。

あの!『甘いものより酒持ってこい』系の友人きなこ氏が、バターたぷーりのショートブレッドを作ったらしい・・・甘い物は弱点(!)だと思ってたのに。

手作りの(犬以外の)菓子、ってとこが更に驚き。

だって昔っから、ことお菓子作りに関しては、
「へー、すごいわねー。ふーん、やるわねー。」(棒読み)
と、興味も示さなかったのに。

むむ?実はそう見せておいて、イチローのように(誉めすぎ)筋トレしてたとか?

大体、あの!きなこ氏(くどい)がいまや日常的にパンを作ってる、だなんて。

・・・かあさん、あのタマゴや小麦粉はどこへ行ったんでしょうね。
昔、きなこさんが人知れずゴミに棄てた、あのタマゴと小麦粉ですよ・・・。
(ナウでマニアックなヤング向け)

でも、その後の弛みない努力は、『泣く子も黙る負けず嫌い』に違いない。
算数できないのにグルテンまで足そうだなんて、同じ文系としてありえない。

計算なんて当に諦めてるアタシは、グルテンなくても気合と根性で、ほーら…
764 黒輪さん
この通り。<( ̄^ ̄)> (←失敗作は載せないだけ)

でもどんなに上手に焼けてても、この写真は過去の遺物。
鬼のいぬアカゴの寝てる短時間で、黒輪さん焼けるはずがない。(_ _。)・・・



でもっ!アタシはやればできるはず!(我が身知らず)

実はね、先日フードプロセッサーを買ったのよ、奥さん。

買うきっかけになったのは、おから作ってミキサー煙吹いちゃったから
決して、そろそろ離乳食だからそのために・・・なんてことはナス。

で、早速再度おから・・・いや、豆乳のレシピを調べたら、やっぱミキサー使用。
てことで、コワゴワビクビクしながら、こないだ煙吹いたミキサーにまたふやかした大豆をかけてみれば・・・あら?煙でてこない。

でも、妙に歯ごたえがあるおからが出来た、ってのはナイショ。(笑)

…ん?じゃフープロの立場は?!щ(゜ロ゜щ)

と箱を見れば、パン生地捏ねるのにも使えるの?( ̄▽ ̄) そりゃやりたい。


実は今までずっと、手捏ね専門の体育会系SATO。
グニグニ・・・15分ほどひたすら力仕事だったのが、あーら簡単スイッチ1つ。

ぶいーんぶいーんぶいーん・・・これならアカゴが泣いても聞こえない。(こら)



そしてつい先ほど、夕食前の一時間ほどで、こんな物作っちゃいました!

じゃん。
Dsc00411 つやつや♡
外はカリカリ、中はもっちりのベーグル(自分の好みどおり、やや固め)。

・・・あ、背後に見えるアカゴのおもちゃは気のせい、目の錯覚。(笑)

レシピはこれらを参考に、あとはかなりの目分量・・・(よいコは真似しないでね)

Cpicon 1時間で出来るベーグル by jirocho
Cpicon フードプロセッサーで基本のベーグル生地 by ゆきぽん.51

ご飯派SATO。パン焼き機は、嵩張るし、と元から買うつもりはないのだけど、いや~、フードプロセッサーは実にいいっ!(今更・・・)

 いつかこんなのを・・・て、使いこなせないけど。


結果、ベーグルも短時間で作れ、旦那は外出中・・・。

フフンフーン・・・(  ̄3 ̄)~♪(鬼嫁)

あら、アカゴがぐずり出したわ・・・もうミルクの時間?
今度は風呂も入れなきゃ・・・あ。旦那め、だから逃げおったな。

じゃ、本格的に泣き出す前にとっととこれ、片づけしなきゃ。

Dsc00406シャキーン

「キケン 鋭い」 
だってさ。
(* ̄m ̄)プッ、そんなのいくらバカだって、見れば分かr・・・チクッ?

あ。

Dsc00405 血ぃでたぁ。

・・・とまあ、お約束。

慌てるSATOはなんとやら。
今日は『使用上の注意には注意』という話でした。(違)

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お?日本は今日だけ頑張れば3連休?ウチもじゃあ3日休めるな。←勝手に随分休んでるじゃん、アタシ。
何はともあれ、皆様良い週末を・・・。

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2008年9月18日 (木)

マメな話

最近、冬でもないのに手がガサガサなアタクシ。

仕事にも行かず、連日珍しく家事なんぞしてるからか?
とは言っても、子守…いや、子育てにかまけて大した家事なんてしてないけれど。

出産からもうすぐ3ヶ月。
いやに髪はばさばさだわ、よく抜けるわ、前述のように手はガサガサだわ、とオンナとしていかがなものか?と、普段から結構オヤジなくせにこんな時だけ思い始めた今日この頃。



いや待て。そう言えば思い出した。

妊娠判明した去年末。友人が、

「高齢出産限定本だから~。(  ̄3 ̄)~♪ 」




と、ご丁寧に強調付きで送ってきてくれたこの本。
あれこれ参考になることも多く、とてもお世話になりました。

但し、「35才からの~」って書いてある割には、中に登場するママさんたちは、私より若いヒトばかりだったのはこれいかに。(苦笑)

いっそ、不安なことは、先達ジャガー横田にでも聞けばよかったのか。(え?)


そんなこの本の中に、
『妊娠中は女性ホルモンのエストロゲンやプロエストロゲンが多量に分泌されているが、産後これらのホルモンが一気に減少。月経前緊張症や更年期にも同じようなホルモンの変化があることがわかっている。』
と書いてある。

・・・女性ホルモンの減少?
髪の変化や皮膚の変化もそのせいか?

大変だっ!大豆食べなきゃ!イソフラボン採らなきゃ!

ミルクに切り替えた今、子供に大豆でアレルギー発作起こす心配もないし。
・・・とは言っても、前からさんざん好きなもん喰ってたけれど。(こら)

大豆よ大豆・・・大豆と言えば・・・。

あ!卯の花食べたい!炒りおからが食べたい!!
食べたい、てことは、身体が欲しているんだわっ。

とは言っても、炒りおから作ったこともない。もちろん作り方すら知らないし。
だって日本じゃ、1人分、一口分、惣菜コーナーで買えるはずだったのに・・・。

まずは惣菜コーナーは期待してない、として、おから・・・てば、これまた日本みたいに、スーパーの端っこで、激安の値段を付けられて申し訳無さそうに出番を待ってるはずも無い。

一体おからは、オークランドのどこにあるんだ?どこで買えるんだ?

と、普段豆類は、アンコ、豆腐、納豆、味噌以外さほど好きでもない癖に、偉そうに(笑)ネットを探せば、あるある、おからの作り方。

※ちなみに、こんなに多国籍国家でも、普通のKIWIのスーパーでは、滅多に大豆も小豆も見かけません。ヒヨコマメ、レンズマメ、キドニービーンズなどなど、アタシにはさぱーり使い方すら分からない(笑)豆は沢山売ってます。それらは全て、元ベジタリアンの旦那の守備範囲。あ、時に見かける白い豆(名前知らん)は、以前、好きでもない癖に(笑)白あんにして練りきり作った覚えあり。
肝心の大豆や小豆は、アジアンスーパー、特に韓国・中国系のスーパーで入手可。



戸棚を除けば、遥か昔(いつかすら不明)、いつかひじきと一緒に炊き合わせよう、と買い置きをしてあった大豆1キロ。

これこれ。こんないいもんあるじゃーん♪

いくつか参考に覗いたレシピ。『大豆200g』、『大豆500g』、『大豆400g』・・・
仕上がり量が書いてないからよくわかんないけれど、ま、豆腐屋じゃあるまいし1キロは無理。でも200gじゃ少なそうな気もするし、500gじゃ多そうな・・・

そんな訳で、へそ曲がりSATO、どのレシピにもなかった300gをチョイス。(笑)


300gの大豆を水に浸し、待つこと24時間。

柔らかくなった大豆を、水と一緒に少しずつミキサーにかけました。
少しずつ、少しずつ、糊状になるまで頑張ってかけてました。

すると、旦那が寄ってきて一言。

「アブラが焦げてる臭いがする。」

・・・あら?ミキサーから煙が出ましたけど? ( ̄▽ ̄;)!! (事実)

どうしよう? ヘ( ̄□ ̄;)ノ ヽ(; ̄□ ̄)ヘ

でも、ま、いっか、殆どミキサーかけ終わったし・・・。

ま、いっか。まだモーター焼ききった訳では無さそうだし。
・・・てか、怖くてもうスイッチ入れてないけど。(これまた事実)


ささ、臭いものには蓋をして(こら)、
次は書かれてあるとおりに、ペースト状の豆を・・・倍量の水と鍋へ?!

この時点で、大変なことに気付く。

倍量って・・・ペースト状の豆だけで1.5リットル弱。
倍量の水、って言うと・・・3リットルの水?


おからおから、おからのため、と寸胴鍋を取り出し、コトコト火にかけたSATO。

これまた書いてある通り、吹き零れ寸前で火を止め、ヤケドしないように冷めてから晒しで漉せば・・・。

ほーら、これで生おからの出来上がりっ♡
・・・但し巨大などんぶりから溢れてこぼれる量完成。
山盛り1杯、1キロは下らない。

どんだけ炒りおからが食べたいんじゃー!?
こんなにたくさんの量、どうすりゃいいんじゃー!?

と、ひとり突っ込みをしてると、そこにまた、フラフラ旦那がやってくる。

「その豆乳の絞りカス、どうすんの?」

・・・いや、あたしはこの絞りカスが食べたかったのよっ。
これはおから、って言ってね・・・

ん?んん??!豆乳・・・?

ふと、鍋の底に残っているモノに目をやる。
そこには3リットル余りもの豆乳がっ!!


・・・あ。豆乳、苦手だった、アタシ。 ┐('~`;)┌ 

レシピの最後には、
『豆乳は、2~3日で飲みきってください。』

だって・・・ ( ̄‥ ̄) = =3

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あ、苦手なものは我が家の残り物処理機(笑)、旦那がいたわ!と、『身体にいいよ、フレッシュSOYAミルクだよ~。』と差し出せば、『SOYAミルクって飲んだこと無いんだよな・・・ごくごく・・・うん、悪くは無い。不思議な味だね~。』と、コメントを残しスタスタ・・・。こりゃ期待薄。自分で頑張って飲みますです、はい…(_ _。)
ミキサーも壊すことだし、豆乳飲めないし・・・(じゃマメに作るなよ)近所の皆さん。オークランドでおから買える場所ご存じないかすら?

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2008年4月22日 (火)

キ・ミ・ツ!!

 急な寒波も一休み。・・・と言うか、それで普通だろ。

寒波には未だ早すぎるぜ、オークランド。

昨日辺りから、気温は秋に逆戻りした模様。・・・でもまた雨。( ̄s ̄; チェッ。

こんな流行ならとっとと先取りの、鼻たれ夫婦(・・・げっ)、未だ健在。┐('~`;)┌

今日も、仕事から帰った私を待ってた一言は、
「ごめんよダーリン。ボクがまだ100%の体調じゃなくて・・・。」
風邪引くたびに聞くいつものセリフ。
100%の体調だろが、たったの2%だろが、ウザいものはウザい。(鬼)

スクールホリデーのアナタ。休みで1日寝てただろがっ?(怒)

つーか、こちとらも100%じゃないんだ、ボケッ。



やっぱり寒い時はこれよね~・・・と、昨日はオーブンの前にスタンバイ。
(※オーブンで、暖を取るのはキケンです)

先日のコメント欄(?)ぴぎーさんのリクエストにお答えし、本邦初公開作製。
922 じゃん。

抹茶カステラ~っ。(※画面が青い、ってわけではありません)

これがね、奥さん。
・・・んまかったですっっ!←ええ、過去形ですが何か?(おい)

口一杯に広がるお抹茶のかほり、そしてハチミツのほのかな甘さ。
雨が降っても槍が降っても、変わらぬしっとり加減・・・。(違)

ご注文は、配達のためのNZからの往復飛行機代込み、即金のみ承ります。(笑)



 さて。
いつも通り、今日も下らん質問に追われた『すぐやる課』。

雨の止み間、午後1人の男性が入ってきました。

「ねぇ、軍艦の出航時間知らない?」
・・・もしやマニア?ウチのマニアな旦那でもそこまでは調べないのに。

「いやぁ~、ネービーに勤める友達に電話してるんだけどさ、繋がらないんだよ。もしかしたら、あんた達知ってるかな?と思って。」
(* ̄m ̄)プッ。やっぱマニア。

・・・てか、普通そーゆーのって、国家機密じゃないの?

ウチが何でも知ってると思ったら大間違いじゃっ!щ(゜ロ゜щ)

と、決して客には言えないのが公僕。(いや、公僕じゃなくても言えない・・・)

「ちょっと待ってね、ボスに聞いてみるよ。」
と、ボスのオフィスに。

「まさか・・・なんだけど、ネービーの軍艦の出航時間なんて知らないよね?」

さすがのボスも、
「そりゃ普通、機密事項でしょ?あ、でも一応聞いてみる?」
と、ネービーに電話することに。

「ハロー。お宅の軍艦、いつ出航する?」




・・・奥さん。

そりゃもう、いとも簡単、且つ懇切丁寧に、出航方面まで教えてくれました。

・・・ありえねー。щ(゜ロ゜щ)

電話を切ったボスが一言。

「世界広しと言えども、一般市民からの電話で、軍艦の出航時刻を教えてくれる軍隊ってのは・・・あんまりないと思わない?」

てか、そんなのまず有り得ない、と思いますが。

ボス、生まれも育ちもNZ。
違い笑いが分かるオンナ。(違)

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ところで、コメント返しがまた遅れております。申し訳ないっっ。
次の休みにこの借りはキチンとお返しします(違)お返事はキッチリ耳を揃えて必ずっ!(笑)

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2008年4月14日 (月)

カリッと青春?

 突然ですが奥さん。NZは連日雨よ、雨!もう既にウンザリ・・・。

サッシの窓が恋しい、中途半端に歴史的な(笑)木枠の窓(=隙間だらけ)の我が家は、海からの湿った風をモロに受けて、ジットリ。除湿機でも買うか?と一度考えたけど、窓の造りからして意味ナス、と判断。きっと買っても1時間でタンクが満タンになること間違いナス。

もう少し寒くなって、ガスヒーターを点ける日が来れば、万事おっけ。(楽観NZ的)

我が家のヒーター当番も、早くこんな日が来ることを待ち望んでいる模様。702 ほげー…

・・・お友達のヒーターさんの前なら、幽体離脱可能(笑)なハナ。

日差しが緩くなってきた最近では、毎日リビングに差し込むホンの僅かな日差しをめがけて大移動をあてつけがましく繰り返す。

しばし待て。さすがにヒーターさんはまだ早いっ、つーの。
てか、ハナちゃん。何故キミはそんなに寒がりなんだ?
キミはそんなにしb…ピー!(放送禁止用語?)溜め込んでるのに。(笑)


 そしてSATO。
いつもいつも思うのだけど、

雨の日→ヒマ→お菓子でも作るか→格闘→完成→湿気(涙)→バカ

という悪循環から抜け出せないでいる模様。
いや、学習できない、というべきか。

毎度毎度、完成して『やたー!』と思う矢先から、シメ~ッとしてくるお菓子達。
以前もフロランタンとかラングドシャとか、サクッと感がイノチのモノに限って、作る横からシメ~…。

てか、雨の日のこの部屋で(←ここ重要)、『簡単で手軽そう』っていう理由だけで、そんなモノを作ろう、っていうお気楽な私が悪いんだけど。

・・・デモタベタクナルンダモーン。

フロランタンの表面、飴ちゃん部分がベトー・・・とか、
サクサク軽いラングドシャが、ジメー・・・って、これじゃ甘食(古)と大差ない。

で、昨日作ったモノもそう。

切る→揚げる→からめる→カリッ!→幸せ~♡

うん。イメトレは完璧。…え?レシピ?ナンノコトヤラ。(笑)

食べたい衝動だけで、『やればできるはず!』と思い込み(←これ肝心)、じっくり旦那もこき使って、たぷーり時間をかけて、部屋中油臭くなって、やっとこさカリポリに仕上げて、
『やたー!夜も遅いから明日食べよう!!』って思って楽しみだったのに・・・。

誰よ、雨降らせるのは!(え?)

一握り$4とは大違い、山盛り作った割には・・・モグモグ・・・
892 じゃん。

あ。『ちっ、芋けんぴかよ?』って言ったでしょ?言ったでしょ?(2回言った)
はい、引っ張った割には冴えないお菓子ですみません。

・・・サツマイモ(=クマラ)は売ってるのに、これにはなかなか出会う機会もないものですから。

しかし。味はまあまあなんだけど、うーん・・・なんかが違う。

ポリ、ジメ、カリ、ジメ、ポリ、ポリ、ジメ・・・どっちやねん。

ったくぅ~、湿った芋けんぴってば、芋天ぷらと大差ナス。
いや、むしろ揚げたてから30分くらい経った『NZ名物フィッシュ&チップス』のチップス(=フライドポテト)の方が、これよりよっぽど潔く湿ってる。(違)


見てろ!今度晴れた日に再挑戦してやるっ!!(懲りないオンナSATO)


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何だかんだと文句言いながらも、旦那と先を争うように(大人げナス、笑)完食。
仕事場にも少しだけオヤツ代わりに持っていったら、珍しそうに寄ってきたKIWIたち。
「え~っ?チップスに砂糖?そりゃ変だわ!」
「チップスにはサワークリームでしょ?」←ええ~、サワークリーム?
「チップスにはアリオリソースが一番。」←だから痩せないんだよ、キミは。(おい)
・・・と、ヒトのオヤツを指差してワイワイ。中の1人がやっとこさパクリ。
「・・・ん?これはこれで悪くないわね。」んもーいらん世話。あっち行って!(笑) 

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2008年3月25日 (火)

堂々巡り・・・

今晩は、ポットラックパーティ@ヨソ様宅。さっき帰って来たところ。

頭数は10人ほど、全て結構年配の西洋人。

今回の指令は、『何か皿物(=プラッターフード)持参』とのこと。

旦那は、ブルスケッタを作ると張り切ってる。

湯向きして細かく刻んだトマトと、同じくみじん切りのバジルの葉、ニンニク。味付けは塩・コショウにオリーブオイル。よく冷やしたこれを、軽くトーストしたパン(フランスパン等がイケます)に乗っけてパクッ、ってだけ。 て、超簡単じゃん。

つーか、最初は私が作ってやったんだし(←高飛車)。 <( ̄^ ̄)> 

 さて、私は、ってーと、またデザート担当。

またロールケーキにしようか、それともまたカステラか?
でも、西洋人はカステラのありがたさ(笑)はピンと来ないだろうし、前に同じ顔ぶれにシフォンケーキを持っていっても、『へぇ~~~っ、ふわふわだねぇ・・・』で終わられた覚えもあるし。珍しいモノを作っても、かなり年配の集まりのこの顔ぶれ。かなり食べ物には(も?)保守的で、ありがたがられるかどうかの保証ナス。

うーむ・・・。悩むことしばし。

あっ、そーだ!とキッチンへ。
普段からよく見知ってるこのお菓子なら、珍しがらずに口にしてくれるやろ?
と、サツマイモを片手に時間との戦い、いざキッチンスタジアムへ。(笑)

クマラ(=NZのさつまいも)を輪切りにして下茹で。
柔らかくなったイモをつぶし、バター、卵黄、砂糖、牛乳、香り付けに少し洋酒を加えて、練って・・・と、偉そうに書いてみても、所詮当然いつものごとく初挑戦。

すったもんだしてるところに、お邪魔虫旦那が乱入。

「今日は何作るの?」
え?スイートポテト。

「で、スイートポテトで何作るの?」
・・・だから、スイートポテトだってば。

「スイートポテトは分かるんだよ。で、それをどうするの?」
てか、スイートポテト作ってるんだよ。

「で、焼くの?蒸すの?あ!砂糖がけにするんだ?!そうでしょ?」
ちげーよっ、うぜーよっ。(食べたことある大学イモと間違えてる模様)

・・・あ、そっか。il||li _| ̄|○ il||li

日本では焼き菓子の名前である『スイートポテト』は、当然直訳すれば『甘いイモ』、正にクマラ=サツマイモそのものがスイートポテト。

旦那は、日本の標準食(?)スイートポテトを知らない模様。
当然、説明しようにも、どこまでもどこまでも堂々巡り。

見れば分かる!(▼皿▼メ)ノ

と、面倒くさげに男らしく断言したSATO。

黙々と、キッチンスタジアム(まだゆーか)にて格闘すること20分。(早っ)
料理の鉄人の、たった3分の1の時間で出来た(一品だけど)モノはこちら。

877デーン!
・・・だから作り過ぎだってば、アタシ。

876 焦げっ…。
久し振りに食べる懐かしい味。
でも、こんなにあると見るだけで胃もたれしそう。(おい)

どーせ彼らは本来の味も形も知らないし、食べてしまえば一緒一緒、と、成形も超テキトー、キレイに整える気も無かったSATOは、当然パティシエ失格。つーか、最初っから所詮ド素人の癖に・・・(笑)。

だってね、奥さん。

ぱーちーは5時半から。
「時間キッチリに行くのも何だかだよね。5時から5時半の間に出ようよ。」
と言う割には、5時を過ぎたらいても立ってもいられないのは旦那。5時をホンの少し回った頃には、車のキーを持って、サンダル履いて待ってる癖に、
「ノープロブレム。急がなくていいよ。」
って・・・その癖、イライライライライライライライラ・・・・のオーラ丸出し。
コアラ師匠といい勝負なのは間違いナス(笑)。

どこがノープロブレムやねん?!“(*`ε´*)ノ彡☆

そんなこんなで、茹でたてのホカホカをつぶして、練り上げたばかりのアツアツのイモペーストを、素手でコギレイに形作る暇も無いのは全て旦那のせい。(←え?)

オーブンから出したばかり、正に焼きたての皿一杯、アチアチのスイートポテトを膝に乗せ、とっとと現場に向かうハメに・・・。

「こんにちは~!」
と、入っていけば、見知った顔が続々。

「ひさしぶりー!あ、また見たことないものだわ。」
「で、これなーに?」
これはぁ~、スイートポテト。

「で、スイートポテトの何?」
・・・。
「これは、メインディッシュでしょ?温かいもんね。」
・・・あ、いや。今、焼きたてなだけで・・・。

「で、食事と一緒に並べるわよ。」
・・・あ、いや。これは一応デザートでして・・・。

「何でこんなにつやつやしてるの?」

ああ、また堂々巡り。
・・・またイチから説明かよ・・・。il||li _| ̄|○ il||li

しまいには、
「このスイートポテトには、ベーコン入ってる?ベーコン食べられないのよ。」
て・・・。これのどこにベーコンのにほひがするのよっっ?!デザートですから!

※おまけ。イモたこなんきん(違)は、NZでも女性に大好評でした。

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旦那が一言。「みんな、アンタの作る物で、日本の味を理解できてるヒトはいないだろね~。」って。・・・もしもし?1年半の日本生活では、ベジタリアン気取ってヒッキーだった、キミの、その口が言うのか?!キミは理解してるというのか?!ホントか?(▼皿▼メ)ノ

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2008年2月 9日 (土)

温故知新

 3連休初日の日本は、寒波でスタートだそうですな。
名古屋市内が11cm、岐阜が5cmの積雪、となんとも納得しがたいニュースを今さっき、見たところでして・・・。
いや、あの辺はね。雪の日に電車に乗ってるとよく分かるんですが、川を1つ越えるごとに、雪景色。その変わりようってば、康成もまっさお。(え?)
昔、濃尾平野在住、電車で仕事に通ってた頃は、
「すっかり雪で、電車が遅れてるので今朝遅刻しますっ!すみません!」
と会社に電話しても、名古屋市内の会社では、
「え~っ、そっちそんなに降ってるの?」
てなもんでした。で、どんどん名古屋に近づくと、雪ッ気(?)の1つも無くて雨・・・。
アタシ、『ピーターと狼』?それとも『ピノキオ』?(笑)

ま、どっちにしても、ここしばらく雪見てないな~・・・て話ですよ。(え?)

で、こちとらNZ。日曜は雨だそうです。それも大荒れの予報。
・・・どーせ仕事ですけどね。ふん・・・( ̄‥ ̄)=3

 
 ところで、話変わって。

NZに住み始めて6年目。
たまに、実家・友人、最近ではブログに来てくださってる方々からも、ありがたーい救援物資が届く我が家。

ホント、皆様。多謝多謝。日本には足を向けて寝てません。(←方向音痴だけど)

 NHKのダイジェスト版のような番組しか見られない海外在住者にすれば、日本の番組はホントに嬉しい。こないだ友人から届いたのが、『帰って来た時効警察』・・・。はい、録画したからね~、といわれてから随分待ちました。(笑)いいんです、今回も前回のも面白かったですから。

お菓子・食べものの類も感涙モノ。
NZの超甘たるっこい味も、たまにはいいんだけど、やっぱりいつも食べてると結構飽きるもの。で、貧乏性SATO。わーいわーい、今度食べよう!!と思ったまま、忘れることもしばし・・・。リスか、私は?(笑)

そんな我が家の食糧庫。私のへそくり食糧(笑)がちらほら。

こないだ旦那が、
「きゃー!!どうしてこれがあるのっっ?!」
と、大騒ぎして取り出した物が・・・

実家から送ってきた、古典中の古典。かりんとう。さすが昭和一桁の趣味。(笑)
懐かしい。というか、こんなの、私が日本にいたって絶対買わないお菓子の1つだよな~・・・そのうち食べよ、としまっておいたもの。
そしたら、つい最近、友人も送ってきてくれたし。流行?(笑)

「オレ、子供の頃からこれ大好物なんだよっっ!」
・・・て、子供の頃、なんでかりんとう食べてるの?これは日本のじゃなくて?

「え?そーなの?これ、南アでよく食べてたよ。大好き。」
・・・え?そーなの?ってのはこっちのセリフ。何だかすげー不思議。
それも、超古典的なかりんとうが・・・何で南アに?

でもさ~・・・それ、見た目ウンPぽいよね?(笑)

「見た目がウンPでもなんでも、ボクは好きだからいいんだ!」
と、ペロリと全部食べやがりました。
・・・てか、私の分は?“(*`ε´*)ノ彡☆

で、昨日。
元から物忘れの超激しい旦那ですが、
「あれ?ウンPスナックどこにあるの?」
・・・全部食べただろ、アンタ?

「・・・そーだっけ?」
・・・てか、ウンPスナックってのは止めなさい。(笑)

「(_ _。)・・・もう無いのか。ちぇっ・・・」
て、アナタ、どれだけかりんとう好きやねん!?


はいはい、分かりました。やりゃーいいんでしょ、やりゃー!853 じゃん。
てんで、人生初のウンPかりんとう製作。

なんでこんなもんまで作ってるんだ、アタシ?
と、揚げ油を眺めながら、
「そーいや母、パンの耳でかりんとう作ってたりしたわね。でもあのヒト、すげー目分量のテキトーだったから、蒸しパンやら、お菓子やらよく失敗してたしね。」
なんて、いらんこと母の不名誉まで思い出したりして。
・・・はっ?!目分量のテキトー、ってのは五十歩百歩、遺伝、ってことか。(笑)

このまま、芋けんぴやらかりんとうやらにハマってしまいそうな予感。
古典的な昔懐かしいメニュー。手作りだからもちろん無添加。こりゃいいかも?

・・・あ、但し、揚げ物してても暑くない時期になってからだけど。

そして、
「ほ~ら、これをごらん!!ヾ(  ̄▽)ゞオホホホホホ~~ッ!!」
と、旦那に出したら、カリポリカリポリ・・・。

「うん、市販のとは味が違うね。」 ・・・ピキッ!
じゃ飛行機乗って、てめーで買って来い!!“(*`ε´*)ノ彡☆

「あ・・ああっ。そーゆー意味じゃなくて。これはこれで美味しいよ。」\(;゜∇゜)/
・・・これはこれで、て!!(怒)
うるさい、もー喰うなっっ!!(鬼嫁)

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しかし、昔のヒトは、よく言ったものよね~・・・。
古きをたずねて新しきを知る。ウン○知新かぁ~・・・(違)

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2008年1月25日 (金)

そこに山があるから

かの名言、
「そこに山があるから。」(”Because it's there.”)
と言ったのは、イギリス人の登山家ジョージ・マロリーだそうだ。

ま、正しく言えばそう訳された言葉を残したのは・・・ということだけど。
このジョージ・マロリーがエベレストで消息をたってしばし(随分?)後。

1953年、世界初登頂に成功したのが、イギリスでSIRの称号を得、今でもNZの5ドル札で御なじみの、ニュージーランド人エドモンド・ヒラリー

この人、登頂に成功した際に、
「We Knocked the bastard off。」
などと、結構素直にスラング込みで答えてしまったのは、後々までの逸話。
日本語には訳しにくいこの言葉、アチコチでは
「我々は、ヤツを倒したよ。」
などと平和な訳で書かれてますが、これが物議をかもし出したのは言うまでもナス。

そして2008年1月11日。88歳で死去。
でもって、先日オークランドではしめやかに国葬が行われました。

このエドモンド・ヒラリーさんって人は、有名になった後、エベレストの麓ネパールの国に、基金を設けたり、数々の学校や病院を建て・・・っつーか、自分で杭を打ったり、直接力仕事、建築工事に関わったりするような、ホントにただのKIWIのオッサン。
そして亡くなる直前までも、ごくごく普通の偏屈ジイサン(笑)的な存在だったようで、オークランド界隈では、誰もが彼に関しての逸話を語るほど。

ウチの旦那のおっかさん、本屋勤務。
「前にさぁ~、Sir エドモンド・ヒラリーが店に来たのよ。でね、『本を探してるんだけど・・・青い表紙で星の写真が付いてるヤツなんだけど。』って言われてさ。作者はご存知ですか?って聞いたら、『うーん・・・。』って言うから、じゃ、タイトルは?って聞いたら、『それを覚えてりゃアンタに聞かん。』って言われちゃってさ~。ちょっとムカついたから、『年は取りたくないもんですね、サー。』って言ってやったわ。あはは。」
・・・つーか、おっかさん。アナタの物忘れもかなりなものか?と思いますけど?
だって、我が家の物忘れ王、旦那の母だし。(おい)

国葬に参列した人のインタビューでは、
「家の前の坂道で、しんどそうに歩いてたから、『サー、お送りしましょうか?』って尋ねたら、『オレはエベレスト登頂に成功した男だ!こんな○○通りの坂道くらい、人の助けはいらんわい!!』って言われました。あはは。」
とか、同じく葬儀に参列したバアサンが、
「彼とは同級生だったんです。本当に勉強の出来ないバカでしたけど、こんなに有名になるなんて・・・。」
とか。
市役所のすぐやる課でも、昔ご近所だった人とか、以前の職場によく来てた、とか、とにかく神出鬼没の模様。(笑)

先日の国葬の日@すぐやる課。
スタッフが口々に、葬儀のテレビ中継は見られないのか、PCのニュースでも生中継するんじゃないか、ラジオはどうだ、と侃々諤々。他の課のスタッフまでもやってきて、侃々諤々。そして、入ってくるお客にまで、
「葬儀の模様は見てないの?」
と、聞かれる始末。

エドモンド・ヒラリー卿は、本当にNZ国民に愛され、そしてネパール国民にも、忘れられない偉人の1人であり続けることでしょう。





なんて、珍しくオチもない記事書いてるな、と思うでしょ?

私もね・・・別に故人を偲んだわけでもなんでもなくって、ただ暇だった、というか、冷蔵庫の残り物が気になったと言うか・・・。

てな訳で、SATOもいよいよあの名峰にチャレンジしてみた今日・・・。

その名も、名峰モンブラン!
さて、ご覧下さい!!






どん。
Photo 迷峰にゅるにゅる。
つーか、マロンクリームが山間部を迷走中・・・。ちがーう!!

だってさ。レシピをいろいろ眺めた挙句、何を血迷ったか、選んだのがふんだんにバターとラム酒を使ったマロンクリームもの。
・・・はい、もうお気づきですね。
こちらNZは真夏でした・・・。結果、中の生クリームも、表面のマロンクリームもどろどろのにゅるにゅる。おかげさんで、只今名峰迷峰モンブランになだれ警報、特に表層雪崩のキケン大いに発令中の我が家。

皆様も、お気をつけ下さい。(何が?)

ついでに言えば、出来上がったのを食べてみると・・・くどっ。 ( ̄‥ ̄) = =3
誰だよ、このクソ暑いのにバタークリーム選んだヤツ!(アタシだよ)

教訓。
山登りもお菓子作りも、キチンと下準備をし、季節を考慮した上で、慎重に。


・・・あ~あ、折角『記念日お祝いケーキ』写真にするはずだったのにな。(え?)

「そこにヒマがあるから。」
では、名峰は征服できませんでした・・・。┐('~`;)┌

Banner_01 ←今日もブログランキング参加中。ちょいとそこの人!今日のは縁起モンだす。
実は今日、3年目に突入のこのブログ。と、こたつ猫さん。今年も思い出させてくれてありがとう。・・・もちろん、すかーり忘れてましたから。(え?)・・・じゃ、来年もよろしく~。てか、来年も書いてるのか?書く気なのか、アタシ?!

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