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2008年10月16日 (木)

おふくろの味

NZ生活、ほぼ丸6年。

多国籍国家NZ最大の多国籍都市オークランドには、多国籍(くどい)な食材・レストランがてんこもり。最初の頃は、CBD勤務だったこともあり、ランチや仕事帰りにと興味本位であれこれあちこち食べ歩いたものの、とーの昔に飽きちゃった。おまけにいまでは仕事も地元な上に、子育てを理由に、ヒッキー生活の極地・・・あいらぶ我が家。
特に今年の冬は、思いもよらず母が3ヶ月ほど産前産後の手伝いに来てくれてたため、久し振りに、母作の和食の回数が倍増。産後、超ぐったりしてた私としては、和食バンザイ!と嬉しい限り。・・・ま、買い置きの和食材(緑茶含む)を全部食い尽くして空っぽ・・・(涙)ってのは、出無精生活3ヶ月!(笑)の副産物。

かたや、いくら和食好き(納豆除く)とは言え、さすがに肉食遺伝子(笑)の旦那。時に身体が野生の血を呼び覚ます(?)らしく、時に骨付き肉やソーセージを1パック!ひとりでむさぼり喰ってたけど・・・アンタはギャートルズか?(ナウなヤング向け)



そう、やっぱり私、疲れた時に恋しくなるのは、魚と、醤油味とだし、そしてご飯。
高級日本食でも、いわゆる和食でもなく、普通の『おかず』。

 正にこう言うの。(←この本愛用中)

タケノコの土佐煮とか、大根の炊いたのとかカボチャの含め煮とか、魚の煮付けとか塩焼きとかがんもどきとか、漬物でさらさらお茶漬けとか・・・考えただけで垂涎モノ。

でもNZじゃ真ッ黄色のタクアン以外、漬物には滅多に出会えない。(涙)

てな訳で昨今、NZ生活で何度目かの糠床(今回は継続中)と連日格闘中。

証拠はこちら。

Dsc00398 ←ナスとセロリが潜伏中。

NZのスーパーで、一般的に買える野菜(一部の写真はこちら)は、何だか糠漬けにはそぐわない。で、アジア人経営の八百屋に、見慣れた野菜を求めて出向く日々。あ、もちろん旦那に子守をさせてね。(鬼)

定番のニンジン、ダイコン、ナスなどの漬物に加え、最近のヒットはセロリ、オクラ、アスパラガス。しょうがやキャベツ、ズッキーニも漬けたらどうなるんだろ・・・と模索中。

ただし、問題がひとつ。
糠漬ってのは、毎日毎日手を入れ、野菜を入れ、世話を焼かねばならないらしいが、時に旦那が作るメニューにはどう考えても無理があるのよ。で、最近漬物が余ってる次第。
誰か、取りに来る?(笑)

この冬、我が家でブームだったのは、水菜の浅漬けと、春菊のおひたし。

こちらの中国系スーパーでは、水菜は『雪菜』、春菊は『塘嵩』(←漢字うろ覚え)という名で売られてました、読めないけど。かなり野性的な枝ぶりだけど。(笑)

アジアンマーケットで、なんだか見たことない野菜も、結構食べてみれば覚えのある味だったり・・・。そんな発見も、喰いたい精神による数多くのチャレンジと失敗の産物。時に、八百屋で葉っぱむしって齧ってみてる日本人を見かけたら・・・それは私かもしれません。(笑)

母が作る水菜の浅漬けは、お茶漬けが進む、子供の頃からのお気に入り。
「最近、日本でも面倒くさいからもう漬けてないのに・・・。」
と、NZ生活鉄則、無ければ作る!食べたきゃ作る!を実践の母。
「まさかNZで、水菜の漬物食べることになるとはね~・・・。」
と言いながらも、連日親子でお茶漬けをむさぼり食う。(笑)

で、こりゃ覚えておかねば!と、聞いてはみたものの、聞いた相手はSATO母。
「塩加減?んなもんテキトー。成せば成る。」 <( ̄^ ̄)>
・・・ええ、大体は予想してた返事でしたが。


そんな母のこだわりは、てーと、さすが昔ニンゲン。
「旬の素材で、やっぱり葉っぱも若いうちが美味しい。トウが立って、つぼみなんかが出てくると、味は落ちてくるからね~・・・。」

NZでは、スーパーも八百屋も、山盛りに積まれてる中から、自分で好きなのを選んで量り売り。キロで買おうが1個だけ買おうが、誰も全然お構いなし。そんな八百屋でも母は、
「これはトウが立ってるからダメ。こっちの方がいい。」
「この茎はやめた方がいい。トウが立ってるのは、煮ても焼いても旨くない。」
と、超うるさい手厳しい指導。そー言えば、物心ついた頃には、こんな風に野菜を直に選べる八百屋よりは、スーパーのパック売りが主流になってたもんね。

こないだ、前述の『日本のおかず』の著者、故土井勝氏のご子息、土井善晴氏が、NHKの番組に出てた時、
「子供の頃の食卓は、一番食べ物に拘るのが祖母。彼女は『この水菜は、あと3回くらい霜が降りたら、もっと美味しくなる。』などと、旬にはうるさいヒトでした。おかげで僕も・・・」
なんて話をしてたっけ。

アタシもこないだ、もっと母の言うこと、聞いとけばよかったかな…。

・・・だって『トウが立ってる』って何度も言われると、なんか他人事だと思えなくて・・・(笑)。ムキになってその野菜の味方をしてあげたくなるのはなぜかしら?

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そして今。冷蔵庫には、やっぱりウッカリ味方をしてしまった(笑)、トウが立ち過ぎて花まで咲きかけたシーズン最後の水菜の浅漬け、SATO作がひっそりと佇んでます・・・。Dsc00402 少量のためビニール袋で。
これでも一応(笑)水菜。浅漬けでおかかと共に暖かいご飯。水菜のほろ苦さが…くぅ。て、これ、苦すぎじゃね?(笑)…え~、味はともかく(え?)、水菜の花は黄色だった、と日記には書いておこう。
結論・・・亀の甲よりなんとやら。(笑)

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コメント

お漬け物は、浅漬けが好き♪

大根を刻んだのとか、胡瓜を薄切りにしたのとか、
ちょいと塩でもんで、皿のっけて、
ペットボトルかガラス瓶を重しにして、
おろし生姜と醤油で食べると、
お茶漬けが、んまいんだな。

さんまの塩焼きもおいしい季節です。
鯖もオンシーズンです。
そろそろおでんもよろしいですな。
きんぴらごぼうも、新米によく合います。

え?殴りたくなった?おほほほほ・・・・

投稿: SHIMACO | 2008年10月17日 (金) 03時27分

漬物とか佃煮とか梅干しとか苦手な人です。
きっと前世はぎゃーとるず系だったのかもしれません。
いやお菓子があればご機嫌だからそれも違うかも

投稿: mike | 2008年10月17日 (金) 10時41分

うわあ、糠漬け食べたい~~。
ぜひヌージーに取りに行きたいところですが、
私もひきこもり大好きなインドア系。

クール宅配便で送っていただけませんかしら?
そんなものは両国に存在しないか…。
ケアンズのマンゴーとトレードしません?

投稿: ぴぎー | 2008年10月17日 (金) 12時41分

はい、マンモーの肉を食べてみたいと思っていたナウなヤングです。
家庭菜園をしている母が水菜は霜にもっとあたってから・・とか言ってるのを聞いたことあります。
なんだかよくわからないけど、持って帰れと言われる野菜が旬なんだろうなぁと思ってます。
うちも水菜1株がでっかいから食べきれなくてなんとか中心までたどりついたら花咲いてましたー。
ゆうべの残りのカボチャの煮物と菊菜のおひたし、冷蔵庫に入ってるからSATOさん食べていいわよ。(笑)

投稿: 私もコアラ | 2008年10月17日 (金) 12時53分

以前テレビで「ギャートルズ」の「あの肉」を食べさせてくれる店を紹介してました。
無性に食べたくなりましたね。

あっ、でも、「ギャートルズ」は再々放送ぐらいで見ました。
決してオンタイムで見てませんから。
見てませんから。

投稿: じんのすけ | 2008年10月17日 (金) 14時47分

やっぱ、トウの立ったのは苦いのかしらねぇ・・。

糠漬け、取りに行きたいわ~~!!
最近はまったんだけど、作るまでは・・。
日本はオイシイお漬物屋さんたくさんあるし・・ねぇ?

近くに住んでいたら、毎日おかずケータリングしてあげたのに・・。
とナウなヤングのギャートルズオンタイム派は思う・・。

投稿: rikushi | 2008年10月17日 (金) 21時03分

SATOさん、日本にいる私より和食食べているかもしれません(苦笑)
先日日本料理屋で和食をいただく機会がありましたが、長芋を味噌とヨーグルトの床で漬けた物をいただきました。
味は糠漬け風で、お店の人によると糠床より早く漬かるんですって。
糠漬け、まさに白いご飯にぴったりじゃありませんか!
さあ、無事NZ上陸した米とどうぞ。

ギャートルズのマンモスステーキは私もあこがれましたよ。
中学に行く頃までテレビの民放は2局しかない地域育ちなんで、オンタイムか再放送だかわかりませんが。

投稿: 包子 | 2008年10月19日 (日) 13時12分

SATOさん、日本在住の私より、和食を食べてますね。

お漬物や佃煮、梅干しなど、小さい頃には苦手だったのに、
最近は大好きになりました。どれも白いごはんに合うんですよね。

投稿: Chiho | 2008年10月22日 (水) 17時20分

>SHIMACO姐さん、
>大根を刻んだのとか、胡瓜を薄切りにしたのとか、
>ちょいと塩でもんで、皿のっけて、
>ペットボトルかガラス瓶を重しにして、
>おろし生姜と醤油で食べると、
>お茶漬けが、んまいんだな。
>さんまの塩焼きもおいしい季節です。
>鯖もオンシーズンです。
>そろそろおでんもよろしいですな。
>きんぴらごぼうも、新米によく合います。
>え?殴りたくなった?おほほほほ・・・・
…そのうち茶碗持参で殴りこみに行きます。
そのときは、食べてる間、巨大児のお守り願います。(え?)

>mikeさま、
>漬物とか佃煮とか梅干しとか苦手な人です。
>きっと前世はぎゃーとるず系だったのかもしれません。
ぎゃーとるず系の我が家の旦那、昆布の佃煮好きです。
それも、昆布の佃煮おにぎりにマヨネーズ、という組み合わせ…
…本当に味が分かってるのかどうかは不明。(笑)

>ぴぎーさま、
>うわあ、糠漬け食べたい~~。
来るがいいです。あまってます。
で、来て頂いたら一緒に温泉でも行きましょか?(なぜ?)

>ケアンズのマンゴーとトレードしません?
マンゴー…繊維が歯に挟まりません?(笑)でも大好き♡

>私もコアラさま、
>マンモーの肉を食べてみたいと思っていたナウなヤングです。
マンモー!!(爆)
ヒネモグラってのもいませんでした?あれ?ヒゲモグラ?

>ゆうべの残りのカボチャの煮物と菊菜のおひたし、冷蔵庫に入って>るからSATOさん食べていいわよ。(笑)
そのうち『突撃隣りの晩御飯』しに行きますので、チビと二人食わせてください。

>じんのすけさま、
>以前テレビで「ギャートルズ」の「あの肉」を食べさせてくれる店>を紹介してました。
>無性に食べたくなりましたね。
あれ、食べたいですよね~。
あ。アタシは、姉二人から教えてもらったんです…オンタイムだなんて…(汗)

>rikushiさま、
>やっぱ、トウの立ったのは苦いのかしらねぇ・・。
トウの立ったのは、茎の根元、デンタルフロス(!)みたい。(笑)
>糠漬け、取りに行きたいわ~~!!
>最近はまったんだけど、作るまでは・・。
>日本はオイシイお漬物屋さんたくさんあるし・・ねぇ?
そう、そこなのよ、奥さん。買えるのよ、簡単にっ!
…ああ、どこでもドアがあったら。

>包子さま、
>先日日本料理屋で和食をいただく機会がありましたが、長芋を味噌>とヨーグルトの床で漬けた物をいただきました。
>味は糠漬け風で、お店の人によると糠床より早く漬かるんですっ
>て。
>糠漬け、まさに白いご飯にぴったりじゃありませんか!
…長芋がないんですっ。長芋…とろろご飯!!
ダメだ、禁断症状が~!(笑)
さあ、無事NZ上陸した米とどうぞ。

>Chihoさま、
>お漬物や佃煮、梅干しなど、小さい頃には苦手だったのに、
>最近は大好きになりました。どれも白いごはんに合うんですよね。
私も佃煮が子供の頃苦手だったのですが、最近は大好き♡おにぎりの芯に入れたり、お茶漬けしたり。
でも、マヨネーズと合わせる旦那は・・・絶対変。(笑)

投稿: SATO | 2008年10月23日 (木) 10時50分

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