寝る子はやっぱり育つ。
キーワード『放置』と宣言したから放置した訳ではなく、何かと忙しかった先週。
NZはデイライトセービング(夏時間)が始まり、今週から日本との差は4時間。
先日の記事で、ワタクシドモのご心配くださった皆様、ありがとうございます。
無事、ふて腐れもせず(大人げナス)生きております。
おまけに、また旦那はスクールホリデー突入。アカゴの下男(!)として、私の地雷を踏みながらも(笑)、彼女のシモの世話に精を出しておる次第。
・・・ちっ、まだ2週間もあるのか・・・ウザっ。(鬼嫁)
さて本題。今日こそ!は子育てネタを・・・。
先日SATO、根を上げたように、寝なくても、大喰らい(!)でなくてもヒトより育ち続ける我がアカゴ。ま、育たないよりはマシだけど。
このお話は、2週間前。
そしてただいま我が家で人体実験真っ最中!のお話。(笑)
こないだ出向いた3ヶ月検診@2ヵ月半前(←いいのか?)。
はかってビックリ!既に4~5ヶ月児でもおかしくない見事な大きさ、成長っぷり。
道理で腰も痛いはず・・・。┐('~`;)┌
・・・でもこんなに大きくたって、毛もみっしり生えててもたった生後2ヵ月半なの。
ちょっとばk・・・(かも知れないけど)な5ヶ月児ではないんですのっ。(汗)
60センチ、且つ7キロを余裕で越えてしまったけど(!)首が座ってないアカゴを、抱っこし続けるのは正直言って殺人行為(笑)。
日本の育児本を見れば、
「抱き癖なんて気にせずに、思いっきり抱っこしてあげましょう♡」
・・・無理。(断言)
思い余って検診時に相談すれば、
「じゃプランケットファミリーセンターに行ってらっさい。」
と、膝を壊すほど超おでぶの(!)担当看護士のオバサン。・・・てか看護士なのに、それでいいのか?
PLUNKET(←リンクは英語)とは、多分子供専用の保健所のようなモン。
・・・まだよく分かってないんですけどね~。
ま、よく考えれば日本の保健所の機能もよく分かってませんが、私。(え?)
そんなプランケットは、政府の運営。
聞けば、その『ファミリーセンター』とやらは、子育て支援センターとして、寝かしつけ、授乳、その他育児相談などの日帰り合宿をしてくれるそう。
「ミルクとオムツだけ持ってけばいいわよ。少人数制で、担当の看護士が授乳のしかた、ゲップのさせ方、寝かし付け方とかを横で看て、教えてくれるから。疲れてたら、子供が寝てる間に別室で寝かせてくれるから、休憩も取れていいでしょ?予約しとくからね。」
と、至れり尽くせり。特に、新米ハハの救世主らしい。
・・・新米とは言っても、超高齢ですのに。ε- (´ー`*) フッ
ここからは、子育て、特に新生児から間もない、でも寝付かないクソがk・・・お子様をお持ちの方、そしてその友人・家族。若しくは興味本位で読みたい方(おい)必見。
・・・あ。じんのすけさんも読んでヨシだから。(←いつから許可制?)
予約当日。9時、現場に到着。
「ハロー。授乳は済ませてきた?じゃ寝かせましょか。」
と、担当看護士、チビをクルクルと布で包んでバシネットに( 。・・)/⌒□ポイ 。
・・・え、( 。・・)/⌒□ポイ 、でいいの?
「だって、そのうち寝るもん。」 (断言)
・・・放置~?
ま、ドSのSATOとしては、願ってもないところですけど。(笑)
・・・で、数分後。
天井眺めてキャッキャキャッキャ騒いでたチビ。
少しもぐずりもせずにクークー寝てるっ!外面良すぎ!(←誰に似たんだ)
「眠そうな仕草を始めたら、起きてるうちにベッドに連れてく。で、そこが自分の寝床だ、と覚えさせるのがコツ。」
・・・日本じゃ抱っこして寝かしつけてから寝床へ、ってのが多くて、みんな『いかにして目を覚まさせずに寝床に入れるか、で苦労する』のだけれど・・・。
「それが日本の文化なら、それでいいのよ。でもね、よく考えてみなさいよ。寝るときに隣りに旦那がいたはずが、目が覚めたら知らない人だったら・・・?」
って・・・妙にナットク。(笑)
「赤ん坊も同じよ。腕の中でヌクヌク寝てたはずが、目が覚めたら・・・ここはどこ?だったら?それじゃ不安で泣くのは当然。それよりも眠たくなった時に、即ここが寝床、ここで寝るのよ~、って覚えさせた方が親子とも楽なはず。」
・・・ごもっとも。
おまけにウチのムスメ、寝たかと思うとすぐ目を覚ますから困ってて・・・。
「赤ちゃんは、45分から1時間おきに目を覚ますのは普通。」
と、これまたきっぱり。
「起きてても、泣いたり騒いだりしてなきゃヨシ。要は『休んでいれば』おっけ。」
・・・あ、そーなのね・・・と目からウロコがバ~ラバラ落ちる落ちる。
「ほいじゃ、これ観る?」
と、寝てるアカゴをお任せして、他のお母さんとDVD鑑賞。
←観せてもらったDVDはこちら。
←こちらは同じ博士の著書(洋書版)。
←そして、どうやらこれが日本語翻訳版。
・・・これ(ら)は、意味不明(当然)に泣き喚くアカゴを落ち着かせるのに、ものすごーくお勧めっ!アカゴが泣き止めば、新米の親でも多少は落ち着く、ってもんよ(経験できなかった経験者語る)。
特に、生後約100日くらいまでで、寝ないお子さんでお悩みの方、そしてこれからご出産予定の方々は是非!プレゼントにも最適。(←こら)
どうして出産前の妊婦教室(←正しい日本語?)で、これを紹介してくれなかったのか!無駄なことばっか教えやがって(おい)・・・そしたらこんなに悩むこともなかったのに、と思ったくらい。
日本の妊娠関連本で、
「お腹の中で、子供は45分から1時間くらいで寝たりおきたりしています。」
と書いてあるのを読んだけれど、よく考えれば、じゃ産まれたばかりの子供に何時間も寝ろ、ってこと自体が当然無理な話。
このDVDと本は、Amazonの解説によれば、ドクター(このバヤイは博士号か?)で、且つ数多くの海外有名どころ(?)の子供を看る小児科医の手によるものだそう。
「赤ちゃんは、お腹から出てきたばかりなので、ぐずったら、元いた環境に近い状態を作ってやればいい。お腹の中は、窮屈で、結構うるさくて、水にプワンプワン浮いてる。だからぎゃーぎゃー泣いてる赤ちゃんは、まず
(見た目、ミイラ?)
こう言うのでも、大判の布でもタオルでも、クルクルっと巻いてあげればほーら・・・静まるでしょ?巻くのはかわいそうじゃないんだよ。それから、子宮の中と同じように、雑音(=White Noise)がするもの・・・掃除機とかヘアドライヤー(!)なんかでもいいけど、耳元でシー・・・と大きな声で言ってあげると・・・ほーら、泣きやんだ。で、揺ら揺らしてあげれば・・・あ~ら不思議。」
と、DVDに出てくるアカゴたちは、魔法にかかったように次々泣き止む!
・・・あ。ウチのコは3ヶ月。てことはこの魔法が効かないのか・・・_| ̄|○
すると、プランケットのオバサン。
「ちょいちょい飲んでは、お腹が空いてまた起きてぐずって・・・の繰り返しなら、あやすのも抱っこするのも大変。3~4ヶ月までの赤ちゃんは、1時間以上起きてる方が難しいのよ。疲れさせすぎると、余計に寝付かせるのが大変になるから、4時間おきの授乳なら、一度でミルクをたっぷり飲ませ、オムツ替えをし、一緒に遊んだり、うつ伏せ訓練をさせたり、で1時間。残りの3時間を睡眠。3時間おきなら、睡眠を2時間で、てのが理想。ま、一度だまされたと思ってやってみ。ダメならまた来ればいいのよ~。」
と、心強い後方支援。
※『The Sleep Store』(←リンクは英語)てのも、育児書以上?のお役立ち情報が満載。
「しんどい時に呼べば、寝かせつけや家事を手伝ってくれるボランティア団体はこれ。そこは、トイレ掃除以外なら、料理でも子守でも送り迎えでもなんでもやってくれるの。もちろん無料。時には頼んで休ませてもらうといいわよ~。」
と、本当に至れり尽くせり。
子育ては労働として認められるべきである。
子育てに要する時間とエネルギーは、1人のキャパを遥かに越える。
ただ、多くの女性は、経済的に自立できていない場合もある・・・
などなど、逞しいポリシーを掲げるこのボランティア団体。
元ナース、元ミッドワイフ(助産婦)などの集まりらしく、高校生のベビーシッターなんかよりも断然頼りになりまくり、って訳で、大手企業などのスポンサーも名を連ねてる次第。
NZのボランティアや寄付団体の多さにいつも驚くけれど、やっぱりすごい・・・。
ワーキングマザーもシングルマザーも、そして何より子供の数も多いのも、分かる気がする今日この頃。←少子化なんちゃら大臣のオブッつぁんとこの娘さん、NZまで見学に来るがいいさ。(←ナニモノ?)
ぬーじーらんどの底力と懐の深さ(オオゲサ)を見た気分になりますた・・・。
※注:我が家は慣れるまでの2~3日、親子共々(笑)結構泣きました。でも今では、アクビをしたら巻き巻き・・・。あ、寝る時間だな?と覚えたのか(親バカ)、若干の寝ぐずりはするけれど、スピスピとよく寝るようになりました・・・。
要は、アタフタしまくった私らが親バカならぬ、バカ親ってこと?(汗) ←今日もブログランキングに参加中。いつもクリック応援ありがとうございます。
プランケット訪問から2週間が経ち・・・寝ない子でも育つ、はどうやら間違い。だって随分寝てくれるようになってから、目に見えてでかくなってきたムスメ。先が重い思いやられます・・・あ、そっか。よく寝るからKIWIはでかいのか?(違)
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