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2008年8月

2008年8月25日 (月)

前略 おふくろ様、

 前略 おふくろ様、

6月のあの日と同じ、目が覚めたら一面濃い霧に包まれた今朝。

アカゴと母と私。明け方の闇の中、親子三代空港までの短いドライブ。
・・・そして、また風邪引いたアホ旦那は別に来なくてもいいのにね(鬼)・・・。でも私らこれ以上移されちゃたまらないので、当然別行動で後続車。てか、一体何ヶ月風邪引いてるんだ、つー話。・・・たるんどるっ!(笑)

あ、そうそう。
あなた知らないだろうけど、霧が晴れた今は、昨日までほぼ3ヶ月毎日続いた冷たい雨が、まるで嘘のように暖かく晴れ渡ったのよ、オークランド。・・・悔しいでしょ?(笑)

母よ、あなたは今日、とうとう機上の人となったわね。

ちなみにさっきのニュースでは、東海地方大雨だってさ。(* ̄m ̄)プッ・・・。



 信じられないほどの方向音痴の上に、私以上のヒトミシラーときてるあなた。

散々出国の流れを書き出し、現地で説明をしたにもかかわらず、それでも、
「英語が分からないから、アタシ1人でちゃんと飛行機乗れるかな・・・?」
と、とうとう緊張して夜寝られなかった母よ。どんだけ心配性だ、ってーの。そんなヒト、星の数ほどいますって。
ほら昔から、老いては子に従え、って言うでしょ。(違)

あの狭いオークランド空港で、無事飛行機に乗って、おまけにちゃんとウチまで帰れるのか、アナタの方向音痴振りを知りすぎるムスメとしては、とても心配でなりません。・・・ま、今頃サモア辺りでゆっくりくつろぐってのもヨシかもしれないけれど。(え?)


 母が来てくれた3ヶ月足らず。

本当に久し振りのムスメとしての生活、楽しかったよ。
強いて言えば、もっとお天気がよければよかったのにね、散歩も行けやしない。
例年にない雨の多さだったみたいよ、今年の冬は。頭もかびる、っつーの。
で、今日みたいな晴れは・・・片手で余るくらいだったよね。ちぇっ!だわ。

あ・・・もしや雨、あなたのせいじゃね?
ほら、アナタが今日帰る名古屋は大雨らしいし。(笑)
じゃ、こっちはもう冬も終わって晴れ続きかしらね?(失礼)



「英語が出来ないからアホみたいね、私。何の役にも立てなくてゴメンね。」
と、何度も繰り返してた母よ。何をおっさるうさぎさん。
英語出来ないことなんて1億も承知よ。
だからと言って、日本語できない旦那を送り込んだ私もどーかと思うけど。(笑)

だって、考えてもご覧なさいよ、この3ヵ月。

帝王切開で入院してた間。
死に掛けで運ばれた救急車。再入院。
そしてウチに帰ってきてからも、英語もヘッタくれも関係ない八面六臂の大活躍。

アタシもアカゴも、そいでもってアホ旦那も、どれだけ頼りにしたことやら。
・・・つーか、残念ながらアカゴは覚えてないだろけど。
・・・つーか、残念ながらアホ旦那も、アカゴ以上に忘れっぽいかも。
でも、旦那が忘れそうになったら、ぶん殴っておくから。(鬼嫁)


 そう言えばほら、先週末は大騒ぎだったわね。

週末から具合が悪くなって、結局日曜に休日診療に駆け込んだことだって、
「ごめんね、世話かけて・・・。海外で病気になんてなっちゃって・・・。」
って…。何落ち込んでるのよっ。何謝ってるのよ、水臭い。
大体、そのために旅行保険だって掛けてきたでしょ。(笑)

あたしゃほら、この3ヶ月もの間、心配も苦労もかけどおしなのよ。
だから、アナタを病気にして返す訳にはいかないのよ。
何でもするわよ、バカをお言いで無いわ。

でも、何でもなくてよかったね、本当に。本当に。



 何て思ってたら、この期に及んであなたったらっ・・・。

「昔ね・・・アンタ達が子供の頃に、ほんの一時だけ家を開けたことがあるんだわ。『必ずすぐ戻るから』って決めてはいたんだけど。上の2人はともかく、アンタはまだ赤ん坊でね・・・分かってないのよ。それでもあの時、アンタが階段に座ってる姿、目に焼きついて離れなくてねぇ・・・。今回、本当に来てよかった、あの時の借りを返せた気分・・・。これでもう心残りもなくなったわ。」
って・・・。
また!!バカをお言いで無いわよっ。

大体、アタシが覚えてもいないことで、勝手に借り作るんじゃないわよ。

よく考えてもみなさいよ、こんな端っこの国まで呼び出しておいて、危うく孫残して死に掛けるなんて、親不孝のナニモノでも無いわよ。ほ~ら、今回のアタシの借りの方が絶~っ対大きいんだからっ。(負けず嫌い)
アカゴにだって今回のアタシの借りを、返す片棒担がせる(?)んだから、そっちこそ覚えてらっさい。
大体そんないまわの際みたいなことお言いじゃないわよ、縁起でもない。

それにほら、お得意の南島に今度こそ行かなきゃいけないでしょ?

何だっけ、こないだの・・・。そうそう。アタシが、
「ほら、南から黒い雲が来てるじゃん。あっちは天気荒れてそうだね。」
って言ったら母ったら、
「あ・・・じゃ今日、南島は雪なんだね。」
って全くあなたったら・・・。よく見りゃ本気だし・・・(* ̄m ̄)プッ・・・。

この目で見えるところになんて、南島の雲がある訳ないでしょが!!
そんなに南島に行きたいのね、あなた?(笑)

よしよし、今度こそ絶対南島行こうぜ、もちろん旦那抜きでね。(本音)
あ。雨の少ない時期においでよ。
つーか、1人じゃ来られないだろうから、アタシが帰る時に一緒においでよ。

・・・だからさ。
天皇陛下と同い年(笑)の母よ。
せいぜい、そうね・・・天皇陛下よりもうんと長生きするがいいわっ(おい)。
だってほら、ひ孫よりも年若の孫が生まれたことだし・・・ね?
平成の年号も50年ぐらいになったりして・・・。(え?)

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もしも空港で迷ってるうちの母を見かけたら、親切にしてやってください。m(__)m
・・・てな訳で、監視(?)の母がいなくなった今、ゆっくりPCに向かってみたりして。(こらっ!)

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2008年8月19日 (火)

夜の訪問者

 我が家の住民(+間もなく帰国の我が母含む)はそれぞれ、
ここ最近、突然現れる『夜の訪問者』に脅かされ続けています。

というのも・・・



7月からこっち、新参者(おい)が増えた我が家。

夜な夜な泣かれては起き、餌付け(おい)とシモの世話(こら)に追われる日々。

夜中、旦那に機嫌悪く起きられて、地雷を踏むのも踏まれるのも厄介極まりないので(苦笑)、私がアカゴと、母はまた別の部屋、そして旦那はアカゴとは別の部屋で寝ております。


で、問題はここから。

夜、暗く寒い部屋。

うんぎゃー!!とアカゴの声が響けば、
「う~~~っ、さびっ!」
と一言、でもやむを得ず目を擦りながらもモソモソと布団から這い出すSATO。

時には、旦那も這い出てきては、
「ボクも子供の世話をする~~っ!」
と、駄々をこねいらん世話(苦笑)をするため、夜中あーだこーだとケンカしたりして。(おい)

なんとかシモの世話、餌付けを済ませ、やっとこさ寝かしつけて、ようやくまた目を擦りながら布団に潜り込もうとすると・・・


・・・ん?布団の中に何かいる?
ヾ(;゜曲゜)ノ ギャアアーー!!この黒い物体は何っ・・・?

059 ばーん!
「・・・入ってますけど?」

・・・お主、いつの間に?!



夜中に母、アカゴの声で何度か目を覚ましはするものの、部屋に旦那と私の声がするので、いらぬおせっかいをせぬよう、と一旦トイレに行って、布団に戻るそうなのだけど・・・、

・・・ん?布団の中になにやら怪しげな気配が?!

149 ばーん!
「・・・入ってますけど?」

・・・お主、いつの間に?!


変わって旦那、

888 ZZZ・・・

「ピカソ、最近ボクがベッドに行く時は付いてくるよね~。で、朝起きても必ず足元で寝てるんだ。子供にもハナにも嫌われてもいいもん。ピカソはボクと一緒にいてくれるよね~、ボーイズチームだもんね~♡」

・・・ん?ピカソ、アタシんとこにいたよ。(SATO)

・・・ん?ピカソ、ウチに来てたってば。(SATO母)

・・・ん?そんなはずないよ。ボーイズチームだもん。(旦那)

・・・ピカソよ。

お主、いつの間に・・・。



ここ数日は、と言うもの、とうとうアカゴが泣き始めた途端、どこからともなく
『よし、これで母ちゃんは布団から出るはずだな。しめしめ・・・』
と、私が這い出す以前から、枕元にて催促モードのスタンバイ・・・。

誰がアンタをそんな変幻自在の世渡り上手に育てたのっ?!щ(゜ロ゜щ)

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最初は、アカゴが泣くたびに、スタコラとリビングから逃げ出してたピカソ。もう慣れたもので、泣こうが喚こうが、『皆さん、ボクをお忘れなく~。』と、アカゴを尻目にオトナたちにマーキング(笑)、選挙活動(笑)に勤しんでおります・・・。ウザいんだよっ!(笑)

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2008年8月15日 (金)

憧れの南島航路

 8月ももう半ば。

さっきテレビで『終戦記念日』のニュースを見て、初めてそう気がついたSATO。
最近は日付も曜日も、時間の観念さえも遥か彼方に置き去りにした生活。
今朝は、『某市役所すぐやる課』に戻った夢を見ました・・・日本語だったけど。

・・・よほどアカゴの世話に飽き飽きしてる疲れてるんだわ、あたし。

気分転換にブログでも書くか。(おい)

さて、っと。

お盆休みがどうした!と休みなしで働く皆様。
お盆休みなんて、家族の世話でぐったりだぜ!とお疲れの皆様。
お盆休み、どっこも行くとこないぜ、この野郎!とお嘆きの皆様。
お盆休み、どこ行っても混んでるぜ!とお怒りの皆様。

行ったつもりと自慢が出来るそんな皆様の心を和ませる、お盆すぺさる。

全部拡大可の、こんなおさしんはいかがでしょうか・・・。

1004
一心不乱に草を食む牛たち。

そして、

989_2

同じく草を食むこちらは、ぬーじーといえばヒツジ。(毛刈り後で牛っぽいけど)
拡大するとよく分かる、あちこちに日陰に紛れて散らばるヒツジたち。

 ここで問題です。

英語で、牛には『複数』の形があるのに、羊は『単数』でしか数えないのは何故でしょう?

・・・え?答え?さっぱり存じ上げませんことよ。

固まってて数えにくいから、とか?\(;゜∇゜)/(←超テキトー)




 毎日毎日雨アラレの続く、ぬーじー、特にオークランドの冬場。

そんな中、久し振りに覗いた抜けるような青空!!の先週末。
横風は強く冷たいけれど、しばらく見ない間に、日差しはほんのり春の気配。

本人、いくら『観光目的で来たんじゃない』とは言うものの、滞在期間のほぼ毎日を、病院とスーパー、そして近所と室内のみでほとんど過ごし、アカゴと私のお守りばかりでどこにも連れていってあげられない母に、
「今日くらい旦那にアカゴを看てもらって、近場でいいからどっか行こうぜ!」
と、声をかければ、返ってきた答えは、

「アタシ、ヒツジが見たい。」

・・・我が母ながら、ベタな答えですみません。(● ̄▽ ̄●;)ゞ 


 他人の農場以外で、近場でヒツジが見られるところ・・・と、向かった先はこちら。

CORNWALL PARK。(リンクは英語)

オークランド市内のど真ん中(テキトー)辺りに広がる巨大な公園。
ここには、あのU2の名アルバム『JOSHUA TREE』の中にも、この丘と同じ名前で歌われた、
977 オークランダーにはお馴染み

ONE TREE HILLがある。どーせ母はそんな歌知らないけど。

丘に関してのWikiはこちら曲に関してのWikiはこちら。どちらも英語です)


横風は冷たいけれど、車で登ることも可能。

公園をゆっくり散歩できるほどの時間もなく、頂上まで車で登り、眼下に広がる

978 オークランド中央方面

979北はランギトト島
を望むには絶好の天気。クソ寒いのは別として・・・

丘の上からぐるりと見渡してると、高所恐怖症の母も気持ち良さそう。

そして・・・ここからが超方向音痴の我が母。

ふと口をついて出たのが、
985_3

「じゃ、あれこそ南島だよね?♡」 ♪(* ̄ー ̄)v

・・・なぜか自信満々。本人至って真面目。

でもね、母よ・・・ぶっぶー。

てか、何故また『南島』よ?(こちらの過去記事参照


何度も言うけど、南島はそんなに近くないから。

大体、見える距離じゃないから。

車でこんな短時間では来られないから。

つーか、飛行機でも20分じゃ無理だけど・・・。┐('~`;)┌



母よ、そんなに南島に行きたいのか?

今度ぬーじーに来てくれた時は、旦那を置いてムスメと一緒に南島連れてくよ。

もっともっといろんなとこに連れてってあげるからね。

それまでに、しっかりへそくり貯めとくからね。(おい)


だからまたおいでね。約束だよ。


・・・は?「南島、ってちょっと覚えたから使ってみたかっただけ」って?(←確かにそう言ったのはウチの母。)


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子供を旦那に預けたたったの3時間・・・。その間にヤツは、しっかり子供に風邪をうつし、その風邪は子供から私に・・・というテイタラク。ぐずる子供とハナタレSATO。それでも腹が減ればなく我が子・・・旦那よ、お前が世話をしろっ!

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2008年8月 8日 (金)

『故障の際は・・・』

※この物語は、実際に起きた悲しい事実です・・・。てか、いつも事実だけど。

さて。

♪キミは覚えて~ いるぅ~かしらぁ~♪(古過ぎっ)

・・・あれは、2年前の冬のこと。

何度も何度も行ったり来たり、結果オークランドを三千里ほど(おい)駆け巡った後に、やっとゲットしたLPガスヒーター。(過去記事のこちら参照)

740そう、正にこれ。

もう一度言うけど、たった2年前のことなの。それも6月。


てなことを念頭に置いていただいて・・・。

あれから3度目の冬。

どうも今年は、着火具合がよろしくない。

大体我が家には、新参者新生児が増えたため、夜中だろうが明け方だろうがヒーターさんの出番!だと言うのに、これでは困る。

「ね、旦那よ?これ、最近火の点きが悪いみたいじゃね?」
と聞けば、
「そうだけど・・・でも火が点くんだから、別によくね。」
と、お気楽な返事。

「でもさ、こんなに点きが悪いてことは燃費も悪くね?その分暖かくなくなるし。」
と聞けば、
「点きが悪いのと燃費や温度は関係ないっしょ?」
と、今度はひどくばk・・・(自粛)丸出しな返事。

「普通、目詰まりしたら燃費悪いでしょが!わからんちんっ!」щ(゜ロ゜щ)
とSATO、掃除の仕方を確認するため取説を探す・・・がない。

「旦那よ、これの取説って、まだガレージの箱の中だっけ?」
「・・・箱?とうの昔に捨てちゃった。」

・・・今日の格言。『2度あるバ○は3度○カ』。

ガサゴソと探してみるけど、やはり取説は見当たらず。
どこかからフロントパネルが外せるか、どうにかしてチャッカマン着火口?の掃除が出来ないか、とヒーター内部を覗き込めば・・・あ、何か見っけ。

そこには、『このヒーターの使い方』と書かれた、ペラ一枚の注意書き・・・こんだけかい?あ、でも会社名がある。これで検索するなり、アフターサービスの取り扱い先連聞くなりしてみるか。




翌日、その会社に電話をした旦那。

「あの~、○○ハウスで買ったガスヒーター、型番△△についてなんだけど。買ってから丸2年しか使って無いんだけど、どうにも着火が悪くって。」

するとその会社の担当者、
「あ~・・・またそれの話か。」 
と、半ばウンザリの呆れ声。

・・・奥さんだったら、こんな返事を聞いたらどう思います?
「また、て!!そんなリコール商品売るなよっ。」
「呆れ声・・・そんな態度っていかがなものか?」
とか思いませんこと?

旦那はともかく、アタシはそう思ったわけざんす。

この後、この担当者から驚愕の事実が!!


では、次週に続く・・・。






ではなくて、今日そのまま書きますけどね。(当然)

その担当者ったら、

「だってその商品、ウチのじゃないも~ん。」

とぶっこくわけよ。そんなこと言われたら、

・・・なんだって~~っ?!щ(゜ロ゜щ)
となるざましょ?

そしたら担当者が続けて曰く、
「その商品、不良品の問い合わせが殺到しててウチも困ってるんだよ。だってそれ、どっかの国で、ウチの名前を騙って作ったコピー商品を、○○ハウスが勝手に輸入してるみたいなんだ。だからウチは全く関係ない、ってこと。じゃ~ね~。」

だって・・・。

こんな説明も、『アフターサービス』、ってことかしら?щ(゜ロ゜щ)

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結局
あんなに苦労して買ったこのヒーター、バッタモン(←方言?)と判明。掃除の仕方も分からないまま、旦那がガソリンスタンドのコンプレッサーで煤を吹き飛ばして帰ってきました。(←SATOの指示、笑)・・・で、帰宅した旦那、生まれ変わって点きのいい、そしてより暖かいヒーターを見て一言。「ほ~ら、こんなに暖かいよ~。いいでしょ?」<( ̄^ ̄)> ・・・そのセリフ、どの口が言うんだ、こらっ?!(怒)

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2008年8月 1日 (金)

切なる願い

 今日から、全国的に(違)8月。

うだるような暑さの日本を尻目に、冷たい雨、嵐続きのNZに、我がママ・・・いや、我が母がやってきて、早2ヶ月。

 私と母との久し振りの同居生活は、当初かなりギクシャクするか、と思ったものの、それなりに懐かしく、面白く、親子喧嘩なども派手に(!)繰り広げながら、当然のように日本語の生活。

 さすがに母は、カタカナがチラホラ出ては来るものの、さぱーり英語はできず。当然、旦那相手にも容赦なく日本語。それも、普段どおり。(笑)

かたや旦那はってーと・・・皆様、覚えておいでだろうか?
以前、私の初級日本語クラスで、毎回毎回さんざっぱら同じレッスンを繰り広げた我が旦那。(←教室内でのアホさ加減は、『日本語教室にて』カテ参照)
何故に、あれだけ勉強して母の英語と同じレベルなのか?いくらなんでも会話文くらいは覚えてるだろう・・・と思いきや、見るも無残、語るも涙の物語。┐('~`;)┌
それでも笑い声すら上がるので、通じてるかと思いきや、時には2人、野球のブロックサイン並みの身振り手振りだったりするから大笑い。(* ̄m ̄)

お金の単位ならともかく、数字や時間くらいは通じてるだろう・・・と思いきや、私が読み上げた電話番号すらメモ取れず、ってのはいかがなものか?(←母がかけなきゃいけない電話・・・番号が間違ってるため、当然電話は通じず、というオチ付き)

ここまで来ると、センスが無い以外のナニモノでもない、と思われます。(本音)

 


ところで。

私が思うに(偉そうに)、他の言語、特に会話や発音の習得には、音楽的センスや耳の良さってのは欠かせないんじゃないか、と思う今日この頃。

他の言語に関してはよく知らないけれど、こと日本語の発音は、音の高低のコンビネーションで成り立ってるので、今まで会った中でもやはり、何度か聴いた音楽はすぐ口ずさめる、なんていうヒトは、言語に関しても高い音、低い音を即座に聞き分けるし、当然発音もスムーズだったりする。
それは英語をはじめとした他の言語でもしかり、だと思う。

・・・え?なぜ突然そんな話をしてるのか、って?

え~っとぉ、以前に書いたかもしれないけれど、我が旦那は、SATOが知る限り、最大級のクソ音痴。音感がずれてるヒト、リズムが取れないヒト、ってのは時々いるけれど、その2つともを思う存分持ち合わせて余りあるほど。(* ̄m ̄)
ちなみにSATO、音楽的教養はないけど、耳の良さには結構定評あり。<( ̄^ ̄)>
・・・地獄耳、ってこととは違いますのよっ。(笑)

「しかしどうしてアンタ、そんなにリズム取れないかね?」
と、素朴な質問を投げかけてみたことがあるけれど、返ってきた答えは、
「オレにリズム感があったら、空手じゃなくて他の格闘技やってるよ。でも、空手だったら、自分のリズムで出来るし、ほら、相手にオレのテンポが読まれないでしょ?」

・・・ごもっともなような、何か違うような。

旦那の出身南アフリカ。
彼曰く、音楽の授業が無かった、というのは幸なのか不幸なのか。

いまや、♪ハッピーバースデー♪を歌うことすら、家族に禁じられてる(笑)旦那のトラウマは、
「子供の頃にさ、兄貴と一緒に近所の合唱団に入ってたんだ。オレはオレなりに一生懸命歌ってたんだけど、ある日指揮者がパタッ!て指揮の手を止めてたんだよね。で、気付かなくってさ・・・。『やっぱりお前か、はずれてるのは!!』って、その場で指摘されて・・・。『お前はもう歌わなくていいから、これ担当。』って、渡されたんだ・・・トライアングルを。」

・・・チーン、かよ。┐('~`;)┌

 
 我が子を腕に抱きながら、ゆらゆらのはずが、ギクシャクギクシャクとロボコップよりも数段ぎこちなく、ポンポンと背中を叩いて寝かしたりあやしたりする姿でさえも、何だか三三七拍子(←余計に起きる、っつーの)よりもっと不規則で、寝るに寝られない気の毒なアカゴを見ていると、

『旦那の音楽的センスだけは遺伝してませんように・・・!!』

と、切に願って止まないSATOなのでありました。(笑、でも切実)


そんな我が家のアホ旦那、明日2日が誕生日・・・。

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あ・・・昨日買い物に行ったのに、すかーりプレゼント忘れてたよ(マジ)。
赤子におリボンつけて、『ほ~ら、こんなステキなプレゼントっ!』って、明日1日子守させるとするか。で、私は母とお出かけに・・・。(鬼)

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