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2008年3月 8日 (土)

ひとり上手。

 先日の夜、旦那を置き去りにしてお出かけしてきました。
ちょいと、デブ症出不精SATOにしては珍しく、お芝居なぞを観に。

開演前プレミアご招待席、てなモノを頂いたのでね、ヾ(  ̄▽)ゞオホホホホホ~

・・・市役所『すぐやる課』経由ではありましたが。


お芝居なんてどれだけ振りだろう・・・思い出せないくらい振り。(←日本語変)
それも、ひとり芝居。

・・・でも、どーせならイッセイ尾形の方がどんなに嬉しいやら。(おい)。

夕暮れ時。
859

この角を曲がって、

861 読み辛い?

出かけた先は、
Photo
こんなセットの会場でございました。

舞台下手近くではあるけど、前から4列目。市役所さん、ありがとう!(笑)


さて、っと。

上演されていたのは、こちら

数々のインタビュー記録と、歌で綴る、あの『マリリン・モンロー』の生涯を描いた、Marilyn『Forever Blonde!』という作品。どうやらブロードウェイでも好評の作品が、なぜか(おい)NZ上陸した模様です。

1人芝居。当然全てモノローグ。
部屋のセットは全て真っ白。

ストロボが焚かれ、半裸(全裸?)のマリリンが舞台中央にて、真っ白なサテンのシーツに包まって寝転がってるところから、舞台は始まります。

次々と、お得意のポーズを決めるマリリン。

そして、彼女の回想が始まり・・・。



少し小柄のマリリン・モンローは、どちらかと言えばマリリンよりもマドンナ似ではあったけれど、下ネタになりそうなセリフのあちこちにユーモアをちりばめたこの舞台。

休憩を挟んで約2時間の舞台。それはあっという間。

ネタバレどころか、アメリカの時代を築き、そして駆け抜け、理由はともあれたった36歳で、子供の頃同様、孤独のまま死んでいった彼女の生涯は、数多くの映画の代表作はもちろん、数多の本にも、そしてミステリー仕立てでも、当然Wikipedia(日本語はこちら)(英語はこちら)にも詳しくでてるので、あえて書く必要はないのですが・・・。

あまりにも悲しい。悲しすぎる。


彼女は何を求めていたんだろう?
彼女に見えていたものはなんだろう?
彼女が手にしていたものは、何だったんだろう?

慨嘆。
希望。
努力。
安堵。
成功。
落胆。
失敗。
復活。
失墜。
栄光。
羨望。
視線。
依存。
悲観。
悲哀。
恐怖。
そして何よりも・・・いつも、何をしても、誰といても、付きまとう孤独。

たかが舞台、とは言え、実在した人物の、実在した言葉たち。

そのセリフの数々から、思い浮かんだ言葉は尽きない。


ふと、私自身がコンプレックスの塊だったことを思い出した。

思い起こせば、いつも強がってた。
独りになると、自分なんて消えてしまいたかった。
長生きなんてしたくない、といつも思ってた子供の頃。

大人になった今でも、自信がありそうで・・・全くないのは変わらないけど。

何をしていても、どこにいても、独りのほうがマシ、と思ってた。
でも、独りは嫌い、と思ってた。独りになるのも怖かった。
誰かに分かってほしい、と心は叫んでいた。
誰にも分かるはずなんてない、とも叫んでいた。

そんな心の闇。

今の自分でさえ理解不能なのに。(おい)

いつの頃からかな。
人生はみんな独り芝居。
他人と比べること自体が無意味だよな、と思いはじめたのは。

自分は自分。
それでいいじゃん。

そして今。やっと独りが怖くなくなった。自分が怖くなくなった。
そして今。周りの全てが怖くなくなった。


のはずなのに・・・。

よりによって2人でいる不思議。…ぷっ。
ま、それもしゃーないかいっか。
と思えるようになったのは、少しオトナになった証拠なのか。(え?)


Banner_01 ←今日もブログランキングに参加中。いつもお付き合い下さってありがとう。
マリリン・モンローの舞台は、勇気ある女優さんが、舞台の上手、胸までの高さの白い衝立の向こうで何度も『生着替え』をしてました・・・。そのせいかしら、スタンディングオベーションと喝采、歓声の殆どが男性だったのは。…ぷっ。

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コメント

ふうむ…最近お芝居も映画も観ていません。
自分もたまには心に潤いを与えないといけませんな

投稿: mike | 2008年3月 9日 (日) 00時07分

ガキんちょの頃、
マリリンは、オツムのちょっとゆるいべっぴんさんでした。
オトナになって、いろんなルポやらドキュメンタリーやらを見て、
なんて悲しい・・・と思いました。

JFKの誕生日の、あの色っぽい歌。
国家を相手に、自分の尊厳をかけて、
命がけで歌ったあの一曲。
あの勇気とプライドを、心より尊敬します。

独りでいるより、
ふたりでいる方が、もっと孤独であることも
あるんだよなあ、と思うオトナのワタシ。

・・・やっぱ、ふたりがいいですかい?(笑)

投稿: SHIMACO | 2008年3月 9日 (日) 02時07分

溜めすぎたコメ返し。
…こんなんじゃ、コメントも最近少なくなるはずだわ。
(_ _。)・・・シュン
だから今日は早速コメ返し。
・・・え?早すぎですか?\(;゜∇゜)/

>mikeさま、
>ふうむ…最近お芝居も映画も観ていません。
映画、全然見てません…だって英語なんだもん。(当然)
>自分もたまには心に潤いを与えないといけませんな
ね~。今回つくづくそう思いました。
て、日本からのテレビ番組録画DVDも溜まってるけど。(おい)

>SHIMACOさま、
>ガキんちょの頃、
>マリリンは、オツムのちょっとゆるいべっぴんさんでした。
>オトナになって、いろんなルポやらドキュメンタリーやらを見て、
>なんて悲しい・・・と思いました。
…そうなんですよね。
そっくりサンによる、面白可笑しい仕上げの芝居、とは言え、モノローグで語られた日にゃもー…。
さすがのSATO(え?)も、心が痛くなりました。
>独りでいるより、
>ふたりでいる方が、もっと孤独であることも
>あるんだよなあ、と思うオトナのワタシ。
はい、正におっさる通り。
>・・・やっぱ、ふたりがいいですかい?(笑)
本音?本音知りたいっすか?(・・・まさか)
…ひt(ピー!!)の孤独の方がいいです、ワタシ的には。(笑)

投稿: SATO | 2008年3月 9日 (日) 22時59分

はじめまして。
最後に二人でいる不思議。でなんだかほんわかしてしまいました。

ずっと読み逃げしていたんですが、今日はお礼に来ました。
私イギリス留学中なんですがSATOさんが以前書いてらした
捕鯨のお話を読んで準備(?)してたお陰で堂々と意見を
言ってやったわ!なのです。
ありがとうございましたー!(って何のこっちゃ?ですよねw)

投稿: haru | 2008年3月10日 (月) 14時51分

怒濤のコメ返し、おつかれさま♪
はやいわ。フェイントだわ。東洋の魔女だわ。(違
マリリンの人生・・何も知らないけど、ちょっと興味でてきました。
やっぱり、いい刺激は必要ね。

投稿: えみ | 2008年3月10日 (月) 15時06分

素早すぎるコメ返し・・。

SHIMACOさんのおっしゃる「2人でいるほうが孤独な時も」ってのにすんごく納得しましたわ。
あ~私もだてに歳くってないわぁ。

投稿: 私もコアラ | 2008年3月10日 (月) 18時38分

あららーのんびり書きに来たら怒涛のコメ返しが。
とても深遠な話題で考えちゃいましたのよ。
体と心の波と月の満ち欠けとか、鯨とか文化とか。

演劇に限らず、たまには生でみたいなー。

投稿: 15can | 2008年3月10日 (月) 19時17分

>haruさま、
はじめまして。お初コメントありがとうございますぅ。
>最後に二人でいる不思議。でなんだかほんわかしてしまいました。
いやー、それほどでも。ポリポリ f  ̄. ̄*)(え?)
>私イギリス留学中なんですがSATOさんが以前書いてらした
>捕鯨のお話を読んで準備(?)してたお陰で堂々と意見を
>言ってやったわ!なのです。
おっ?!で、してやったりでしたか?
「アンタ達が絶滅の危機に陥れといて、何を今更偽善者ぶってんだよ、ぼけっ!」
と、はっきり歴史と文化を知らしめてやりませう。(違)
何よりも、向こうは『言ってこない』と思ってます。
…そーだな、シー・シェパードさんよ。(まだ引きずってる、笑)

またいつでもお越しくださいませ~。

>えみさま、
>怒濤のコメ返し、おつかれさま♪
>はやいわ。フェイントだわ。東洋の魔女だわ。(違
・・・つーか奥さん。古っ。(笑)
でも、それ以降女子バレー目立ってないもんな…(しみじみ)

>やっぱり、いい刺激は必要ね。
いや、ホントに。
でも、映画館に長時間座ってるのは苦手なんだけど。(笑)

>私もコアラさま、
>素早すぎるコメ返し・・。
はい、勢い余ってつい・・・(え?)

>SHIMACOさんのおっしゃる「2人でいるほうが孤独な時も」>ってのにすんごく納得しましたわ。
ホントにそーですよね。
>あ~私もだてに歳くってないわぁ。
ホントにそー…。
あ、ここは突っ込みどころじゃないのね?失礼しましたっっ。

>15canさま、
>あららーのんびり書きに来たら怒涛のコメ返しが。
はい、つい勢いで…(笑)。
>とても深遠な話題で考えちゃいましたのよ。
>体と心の波と月の満ち欠けとか、鯨とか文化とか。
いやいや、15canさんの方が深遠なコメ返しです。
アタシ?考えナス。あはは~♪(おい、たまには考えろっ)

投稿: SATO | 2008年3月13日 (木) 00時05分

このマリリン役の方、先日1チャンネルで歌を披露されてました。ちょっと見たかったお芝居なので、内容が読めて嬉しいな。

マリリンのあのしゃべり方や仕草はすべて計算されたもの、ノーマ・ジーンの彼女は本当は違う性格なのだそうですね。

短命でこの世を去った大スター、今も生きていたらどんな女優だったでしょうね。

投稿: ひつじ | 2008年3月13日 (木) 09時17分

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