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2006年7月24日 (月)

こんな日もあるぜ、NZ。

 いまや多国籍が入り混じり、国を形成している偉大なる田舎、NZ。

 所詮根本は田舎なので、
《例》
「おみゃ~さん、こないだ越してりゃ~た○○さんっておりゃ~すがねぇ?知っとりゃ~す?あの人、△△ってとっからみえなさったらしいがね。なんかしこっとって、好かたらんヤツだて思わへん?」

《訳》
「アナタ、先日越していらした○○さんっていらっしゃるの、ご存知?あの方、△△ってところからだそうよ。なんか、気取ってて嫌な感じじゃない?」 


などと、田舎のばあちゃんが新参者を敬遠するごとく、NZ人も移民を敬遠してるような気がする・・・。
(※例は、私が書ける方言、ってだけで、名古屋弁であることと、NZが田舎であることの2つには、なんら関係はございません。あしからず。)

でも、どこの国にでも大なり小なりの人種差別は存在するのは、火を見るより明らか。自身、今まで行ったことのある国々でも、悲しいかな経験済み。

特に、肌の色が違う者を対象に、というのは『判別』しやすいせいか、NZにいると、『F*ckin' Asian』(=クソアジア人。ただし日本語の”クソ”より、もっと汚い)呼ばわりされることもしばしば・・・。この場合、アジア人とは、決してインド、パキスタン、トルコなど西アジアを指すことはまずなく、主として『中国・韓国・日本』の黄色人種を指している。
教師である旦那に、
「学校の虐めとか差別とか、ってやっぱ肌の色は明らか?じゃあさ、パシフィック系とかマオリとかにはどうなの?」
って聞いたら、
「パケハ(=元はマオリ語で『よそ者』=英国系移民。今では白人を指す)は、自分より身体が大きなマオリとかパシフィカにはかかっていかないみたいね。喧嘩しても負けるし。」
だそうだ。ちぇっ、卑怯者めが!

以前、友人と道路沿い、信号近くのカフェでお茶をしていた。
店先で座って話していると、たまたま信号待ちで止まった車に乗っていた高校生のうちの1人が車内から突然、
「*%&*$?A#!!F*ckin' Asian Bitches!!!」(=突然のことで、前半聞き取り不可、後半、このクソアジア女が!)
と、こっち向かって叫びやがった。

「・・・怖いよぉ。ねぇ、無視しようよぉ~。」
という友人を尻目に、地雷を踏まれた私、
「なんだと~~っ?!聞こえねぇよ、もう一回言ってみろよ。言いたいことはハッキリとな!は?え?言えねぇのか?!言えねぇんなら言うな、ばぁ~か!」
と、キッチリ丁寧に、叫び返して差し上げた。ああ、アタシ大人気ない・・・。
車内では、『ホラ見ろ、お前のせいだぞ・・・。』、『どうすんだよ、あいつまだ見てるぞ。』と、その1人をなじってる様子は見え見え。その1人は、もうこっちに顔すら向けず、バツが悪そうにしてやがる。まだ信号は変わらず。

そして、信号が変わった途端、
「F*ck You!!」
と、イタチの最後っ屁を残し、信号変わるのを待ちかねて走り去る車。私の時間を台無しにしてくれた感謝の気持ちを込め、しっかり中指立て、お見送りをして差し上げました・・・。ああ、ホント大人気ないわ、アタシ。

近所の小学生も姑息なことをしてくださるので、是非とも親の顔が見たい。
先日。今度は私が車の中。幹線道路で渋滞中。横を歩いてる白人の子供たち。その1人が、止まってる私の車の窓を覗き込み、
「ハッロ~。」←英国系発音。
と、ニッコリ話しかけてきた・・・。ニッコリされて嫌な人間もいない。こっちもニッコリ、ハロ~、って応えた瞬間、
このF*ckin' Asian Bitch、車なんか乗ってやがるぜ!!お~い、見ろよ。ビッチがいたぞ~!!」
と、他の白人のガキ仲間を呼んでやがる!

ああ!!こんな時に限って、渋滞してたのに動き出す!!ああ、一言かましてやりたいのに!!きぃ~~っっ!!
走り去らざるを得ない私の、バックミラーに映ったおガキ達は、まだなんか叫んでやがりました・・・・。くっそ~っ!!てめぇら、学校に苦情電話するぞ!!

こんな話を旦那にしても、最初は信じてくれなかったのよ。だって旦那と一緒にいる時には、全く差別はされないから・・・。カフェでも店でも路上でも、いつも差別は私1人の時、もしくは私が他の日本人といる時(←たまたま日本人夫婦と私達がいる時に、日本人だけだと思ったKIWIからの差別を、その場で目撃した旦那。それ以来理解度?UP)。

 そんな子供達の親、家族はきっとアジア人嫌いだろね。1件1件、嫌いになった理由を聞いてみたいものよ。きっと大した理由なぞないだろよ。
100歩譲って、いいよ、好き嫌いは人の自由としよう(←でも意味のない攻撃はして欲しくないが)。

 でもね、これまた先日街角で会った知らないおばさん。最初は、ちっ、アジア人!と、めちゃくちゃ嫌がっていらっさったようだけど、一言交わすと、『あら、一応英語通じるじゃないの、このコ・・・。』とばかりに態度が急変し、
「アナタ、どこから?あら、日本からなの。私はね、日本人は好きなのよ、日本人はね。ホントホント。」
と、念まで押される始末・・・。
世の中、『好きよ』と言われて、こんなに嬉しくない瞬間は、まずないような気がしたのは気がするのだけど・・・。

こんなことあったりするけど、私、NZは好きよ。いや、マジマジ。

Banner_01_117 いつもクリックありがとうございます。本当に励みになってます。
南ア出身、アパルトヘイトの中、育った旦那(←過去ログ「育った環境の違い」参照)は、筋金入りの差別嫌い。彼は、NZに来たばかりの頃、入管に行く途中、たまたま話しかけて来たオバサンに、「あら?移民なの。でも大丈夫よ、問題ないわ。だってほら、アナタは正しい肌の色してるもん。」と言われ、「え?なにが正しいってぇ?!」と、喧嘩しそうだったらしい。類友な、チャッカマン一家かしら、うち?

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コメント

とても興味深く拝読。
やはり、さらなる調査・分析を期待致します。

投稿: 桃茶爺 | 2006年7月24日 (月) 13時02分

昔、アパルトヘイトを扱った映画を数本見て「こんな事、間違ってる」って感じたの思い出しました。
深いですね、この問題は・・・。

けど、気持ちいいくらい反撃されるSATOさんは、さすが!!
よそのクソガキ!(いや、失礼)言葉のなってないヤツはバンバン叱らなきゃいけません。
と、言っても他国で暮らした経験のない私には汚い言葉を浴びせられた時の「恐怖感」がどれだけの物なのか。ホントは分かってないのかもしれません。

大好きなNZだけに「そっかー、そーなんだー」(--)って気持ちになりました。


投稿: take | 2006年7月24日 (月) 14時38分

残念ながらありますね、そんな日も。
とっさに言い返せるとはあっぱれです、わたしゃ生卵ぶつけられて以来どうもダメで、瞬間心臓がばくばくして固まっちゃうんですよ。
でもやっぱり主張はするべきなんだなあ、と思いました。
できれば名古屋弁をマスターして。あ、違う?

投稿: えみ | 2006年7月24日 (月) 16時26分

どこに行ってもありますよね~、
昔植民地だった国で、地元の人々は親日なんだけど、
もと植民地支配してた国の人々に
差別されたことあります。
態度でも、待遇でも。
ほんと、嫌な気分だった。
自分がされたら と、思わないのかなあ。

投稿: hiyochan | 2006年7月24日 (月) 17時05分

そう、売られた喧嘩は買わにゃいけません。
それから“正しい肌の色”とほざいたばばぁ、探し出して
こちらに送って下さい。私が奥歯ガタガタいわしちゃります。

私も昔カイロに旅行中、現地のガキから出会い頭にいきなり
「チーノ!」と叫ばれて嫌悪感むき出しにされたので
「アタシは日本人よ」と返してやりました。
(もちろんむこうの言葉で。ホントはもっと言いたかった)

自分と見た目が違うものに対して攻撃するのは
それなりに恐怖心でも抱いているからなのかな?
私はどうなんだろ、とちょっと考えてしまいました。

投稿: こたつ猫 | 2006年7月24日 (月) 17時09分

「貴様(キサーンと発音するそうな)どこの出身じゃ?」
「はっ Y県S市であります」
「なんじゃぁ 賊軍かぁ」
これは60数年前上官と新兵の間に交わされた、話です。

人はどんなに狭い世界でも、自分より下の存在を欲するのでしょうね。
理由なく他を蔑することで、己が足元を固めるのは淋しい行為です。
そうなりたくないと思っていますが、自分の中に貧しい淋しい気持ちがないとは言えません。
「ボロは着てても心は錦ィ~」と唄うということは、心が錦張りになっていない人を軽蔑することでもありますもんね。

投稿: Futa-bar | 2006年7月24日 (月) 17時23分

えらーい♪
英語で対応してあげているんですね
じめじめした陰湿系の陰口には英語で対応してあげるんですが
車からとかの叫び系には
ばりばり関西弁ですね
勢いと声の大きさで勝負ですね

まぁね、よく酔っ払ったオーストラリアンがからんでくる標的になるDでした(駄目ジャン)

投稿: D | 2006年7月24日 (月) 19時31分

NZもひどいですね、、、
こっちのほうがまだましかも、、
外国に住むと必ず経験しますよね。
元気があるときは対処できるけど、落ち込んでいるときにそういうことがあるとドツボにはまっちゃいます。
こっちきて目つきが厳しくなってしまった私です、、

投稿: ちむ | 2006年7月24日 (月) 20時16分

今まであまり差別的なことを経験していないのですが、私の場合身長が高くて一見何人か分からないのかも知れません。
先日サルサレッスンで生徒さんから「サルサが上手いけれど、外国へ行って習ったのか」と聞かれました。
日本から来たのだと言うとびっくりしていたくらいで、ハミルトンはあまり「移民」という感覚で見ていないのかな・・・と感じます。

投稿: ひつじ | 2006年7月24日 (月) 20時27分

SATOさん

私、NZの子供さんたちに、日本語の絵本いっぱい送るわ。

ぜったいぜったい、いっぱいいっぱい送るから♪

みんなが一緒の絵本を(^ ^)眺められるようになるといいね~。

投稿: ティー | 2006年7月25日 (火) 05時40分

 ガーーーン!やっぱり海外では、そういうことは「ある」と覚悟しておかないと駄目なんですね。
 ノリさんの日記にも差別用語使った子に英語で詰め寄ってビビらせたエピソードがあったけど、そんな時は「理路整然」と英語で詰め寄る
だけの英語力が必要なんだなぁぁぁ~。
 私の友人、ホテルの従業員に日本人ってことで最初ひどい対応されてたけど、キレて英語でまくし立てたら「おっ、日本人なのに何でそんなに英語うまいんだ♪」ってホレこまれ猛烈アピールされたらしい。
 あちらから見ると「肌の色」+「ちゃんと言葉も話せない未熟者」ってことでも下に見られるのかな??
 

投稿: momonga | 2006年7月25日 (火) 11時00分

どこの国でも、差別する人もいればしない人もいる。国民みんなが寄って集って攻撃してくる訳じゃない。それは日本でも然り。
あくまでも差別は『個人』が起こす問題であって、その『国民』を憎まない、私はそうありたいです。

>桃茶爺さま、
コメントありがとうございます。
更なる調査・分析に励んだ結果・・・、今日の記事なんぞに至ってしまいましたが・・・もしやずれちゃいました?
こんな粗忽モノですが、またお越し下さいませ。

>takeさま、
鉄は熱いうちに打て!
親の受け売りで誤った見解の子供は、叱ってやるぞ!お~っ!
さすがにカフェの高校生集団は、「もし降りてきたら、中(カフェ)に逃げ込もうね・・・。」って話してましたが(←ヘタレ)。

>えみさま、
な・生卵ぉ~~っ?!買ったのを?まさか常備?どこで?ロト界隈とか?疑問が尽きないわ。
私の見たパケハのガキの『悪口』と違って、『戦う人々』は、実力行使でくるからなぁ・・・。

>hiyochanさま、
そうですよね。差別はやっぱり嫌な気分、でも人の心は変えられないので、自分はしないようにする、これで行きたいです。

>こたつ猫さま、
ラジャー!クソババァ~、発見次第捕獲、送致いたしますっ!カイロで現地語で戦う奥さん、素敵っ!!結婚して。

大人がそんな偏見だらけなので、子供も自然とそうなってしまうのよね。ガキの根性は叩きなおすわよ、アタシ!
え?大人?みんな私より図体大きいからな(←やっぱヘタレ)。

>Futa-barさま、
決して、長くいる人が偉く、新参者は弱いことはないのですが、それが一番簡単な理由なのでしょうね。
>人はどんなに狭い世界でも、自分より下の存在を欲するのでし
>ょうね。
友人の娘達(日本人)が通う学校では、パシフィックアイランダー系の子達が新入生の面倒をよく見るそうです。1つに、子沢山の家族で育ち、面倒見がいいため、というのもありそうですが、大きな理由は、普段、ただでさえ『よそ者』の彼等、自分達より下にいてくれる存在が欲しいのでは?という話・・・。
独りの小さな力では、自分の心持以外、何も変えられませんね。

>Dさま、
>えらーい♪
えへん、ほっめらりた~♪
私でも「絶対ブリスベンで見つけたら突付いてやるわよ。」って思うんだから、ホレ、・・・誕生日の写真を見る限り、OZに絡まれそうなキャラかも。ぷっ。

>ちむさま、
>元気があるときは対処できるけど、落ち込んでいるときにそうい
>うことがあるとドツボにはまっちゃいます。
わかります、わかります!!そうなんですよ~。
1日、そんなことがあっただけで、「もうヤダ・・・」とか思って凹みます。幸い長くは続きませんが・・・(笑)。
NZは人口密度低い、とは言え、AKLは人口も多く、移民も、特にアジア人も多いので、移民の理解度高いのか低いのか・・・?複雑です。

>ひつじさま、
>今まであまり差別的なことを経験していないのですが
それはラッキーかも、奥さん。私は、お品よく(?)対応してる中にも敵が棘を隠してることあるし・・・。顔だけで言えば私、何人か分からないのは自信があるのですが・・・(笑)。
やっぱ地域性ですかね?

>ティーさま、
日本の本、ヤツらきっと読めませんぜっ!喜んでくれるのは日本人の子供です!!それはそれでいいことなのですが・・・。
しょうがない、KIWIのク○ガキもウチの日本語教室に連れ込んで、奥歯ガタガタ言わすか(にやり)。

>momongaさま、
きっと日本人、怒って返さないからですよ。あまりそういう文化でもないし。日本語ででも大声でハッキリ文句を言えば、向こうも、むむむっ?って思うでしょうね。
昔アメリカで、向こうの言ってる英語が分からない、そして私のことも聞く気のないマックの店員に、
「この人の英語、分かんない。彼女、何欲しいって?」
って投げやりに、他の客に振られた事があります。その客が、
「彼女の喋ってるのも英語だぜ。お前が聞けよ、仕事だろ?」
って、そいつを正してくれたことが。ありゃ参った・・・。
ってことで、英語喋れても差別はされますね(きっぱり)。

投稿: SATO | 2006年7月25日 (火) 13時00分

戦うためには(^ ^)自分達の居場所があったほうがいいから。


ニュージーランドに一箇所でも、自分達用の図書館があったほうがいいと思うから。


もちろん、SATOさん、

教材にもよさそうな

「あいうえお」の御本もありますから♪


なんかね~、積み上げた絵本読みふけっている自分が(笑笑笑)


早く目録打ち込まなきゃ、なのにね~?(^ ^;)

投稿: ティー | 2006年7月26日 (水) 05時32分

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