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2006年4月16日 (日)

最後の1つ

 沢山盛ってあった食べ物、あちこちから手が伸びて、あら、最後の1個・・・って場合。

 ウチの方では『遠慮のかたまり』と呼んでました。
※一部解釈には、遠慮して固まってる人たちを『遠慮の固まり』という、とあるけど、人を”固まり”呼ばわり、って・・・どうよ??なので、この先は、かたまり=残った食べ物の塊(若しくは1個)と解釈して・・・。

『遠慮のかたまり』は食べるべき?食べずに残すべき?
食べれば、はしたないと言われ、でも食べ物粗末にしちゃいかん、とも言われ。
ワタシ的には(←あえて使ってみたかった)、
「遠慮のカタマリ、ほら食べちゃって。お皿下げるから。」
と、ずっと皿に残って淋しそうにしてる食べ物を片付けるためにも、人にその塊を勧めるには便利な言葉として使ってます。

 同じようなことを、どうやら関東では『関東の一つ残し』と言うそう。これは、『建前や見栄を気にする関東人は最後の一つに手を付けない』って意味が主流のよう。きっと、『武士は食わねど高楊枝』に通じるようなものよね。

そして昨日。ちょっとした人の集まりがありました。みんなてんでにお皿を持って食事。
あら、最後の1つ・・・。Aちゃんが、
「食べるぅ~?食べちゃっていいぃ~?食べるよぉ~?」
と、パクッ。それを見ていたNZ人のおばちゃん、
「あ~ぁ、もう・・・。アンタNZじゃ、最後の1個を食べると、結婚できないって言うんだよ。」

「あ、アタシ、いっつも最後の1個食べてる・・・。だから?」
ポツリ、とつぶやくAちゃん、独身。
いつも元気で明るく、よく食べ、よく飲み、よく笑うAちゃん。
大丈夫だよ、きっと・・・。多分・・・。

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KIWI(特におばちゃん)の前では、遠慮のカタマリは食べないようにしましょう。縁談が来るかもしれません。かも・・・。

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コメント

>遠慮の塊
次の何かを持ってくるまでの場しのぎの飾りになっててくれて、おしゃべりのときとかもてなす側はけっこう便利♪お客のときは次のがくると、とりやすくなりますよね(笑)

投稿: ティー | 2006年4月19日 (水) 13時44分

>ティーさん、
こじゃれたお皿の少ない我が家の場合、とっとと人の取り皿に分けた上で、次の皿が出てきます(笑)。どうせみんな、その間飲んでますし・・・。

投稿: SATO | 2006年4月20日 (木) 00時58分

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