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2006年3月16日 (木)

家族の単位

 初級の日本語クラスでは、教わってる方も教えてる方も、必ずと言っていいほど混乱を来たす課がありました。
『家族』について。

 この課は、『わたし』から見た、両親、兄弟姉妹などの家族の呼び方を習い、質問の『何人』、答えの『1人・2人・・・』と、数え方の復習。併せて、日本の『ウチ・ソト』のあり方も同時に習う課。つまり、自分の『おとうさん・おかあさん』、でもよその人には『父・母』と言い、そして『私の主人・家内』vsヨソのうちの『ご主人・奥さん』と、呼び分けも習う、あくまでも初級のクラス。だからテキストもシンプルに、家族は、親・兄弟・配偶者までのごく簡単な家系図が載ってる。

 問題は、学習者が多国籍で年齢の幅も広い、ということ。

・ 敬虔なカトリックの多い国では、時に兄弟めっちゃ多いので、『家族は兄と、兄と、姉と姉と、、妹と・・・』と、兄弟の羅列が果てしないこともあり。
・ 特に西洋人から、『僕の本当のお父さんと、え~と・・・。ステップファーザー(養父)はなんて呼ぶの?』という質問等もあり、時に父なり母なりの重複もあり得る。
・ 日本にいる家族を数える人、自分の国にいる家族を数える人、さらに子供の家族や孫まで数えてしまう人あり。
・ で、分かってる人が教えてあげようとすると、また文化が違うため人数分かんなくなっちゃったり。
学習者がさまざまに試みるものの、結果人数不明なこと多し。翌週復習すると、また混乱し、数が変わってしまったり・・・。

などと、国によって家族の単位って随分違うものだな、とつくづく感じた授業。特に、初級のクラスなので、『日本の家族単位は?』という深いところまで追求も出来ず、みんな各々の答えを返してきたものでした。

で、その後、NZに来て、なんだか(笑)結婚することとなる私。

結婚、と決まった翌日。
我が家は朝も早くから時差もへったくれも関係なく、電話が鳴り響きつづけ・・・。
『Welcome to our family!!』の雨あられ。
これがまた、南アに住んでるおばさんの誰やらだの、カナダにいるおじさんのなんちゃらだの、イギリスにいる兄弟のなんたらのかんたらだの、アメリカにいるなんちゃらのかんちゃらのほにゃららのふにゃららだの、どこやらにいる誰やらの親戚の子供のなんちゃらだの、・・・。覚えられないし、全く覚えてない!!日本なら、従妹のはとこの親戚の孫、ってなくらいでも、『家族』呼ばわりだろうか?遠い親戚、とは言うかもしれないけど・・・。
絶対一生顔も見ないような親戚、家族、という人から電話が鳴り響き、『まさかゴッドファーザーのような一族?』と、しばらく悩みました(笑)。

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その後?そんなに電話が鳴り捲った日はたった一日だけ。それ以降は全く静か、近所の身内と友人からの電話だけです。あまりにもごく稀にしか電話がならないので、電話ちゃん(笑)が仕事を忘れてしまうんじゃないか、とか電話代払ってないんじゃないか時に不安になるくらい。
もしやあの『電話大家族作戦!』は、一日限定のドッキリ・・・?『家族』も一日だけ?サクラだった・・・?

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